四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

越冬蝶の観察(2月17日)

2020-02-23 11:25:00 | 南多摩
2月17日

多摩丘陵で越冬しているルリタテハ、キタキチョウ、ウラギンシジミの様子を見に行きました。

ルリタテハは、暖かい日が続いている割には飛び出さずに残っていました。気温が高くても曇りがちだと飛び出さない選択をしたような気がします。1月9日に観察を始めて以来、同じ位置に脚を置き静止しています。


ルリタテハA 

丸太の手前から1本目の裏に翅を伏せ気味に静止中。


ルリタテハB

丸太の2本目の裏に翅を立て気味に静止中。やや覚醒している時に立て気味になります。


ルリタテハ2頭

2頭の静止する全体像です。

キタキチョウ2頭がイモカタバミの葉裏で静止していました。


キタキチョウ


2頭が静止する全体像

このイモカタバミには、観察する日によってとなる場所が微妙に異なるようなので、暖かな日には出入りが行われていると思われます。

ウラギンシジミは越冬中の発見が1頭のみですが、いまだに道路脇のヒサカキ葉裏に静止中でした。


ウラギンシジミ

3月22日に春一番の晴で暖かい日となったので、すでに越冬完遂して飛び立ったかもしれません。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« モンキチョウを初見 | トップ | 宿根スミレ「紫式部」:ビオ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ルリタテハは毎年同じ場所で越冬するんですね。 (ダンダラ)
2020-02-25 18:52:23
記憶が伝わるわけではないでしょうから、越冬に適した場所というのはかなり条件が限られるんでしょうね。
それにしても貴重な場所ですね。
返信する
ダンダラさんへ (twoguitar)
2020-02-26 14:03:18
コメント有難うございます。
この丸太の橋には昨年を除いて越冬がよく見られます。
水路の幅とか水面からの高さ、水路の向きなどが好みの条件に合っているのかもしれませんね。
活動の時期には橋の上で開翅する光景もよく見られ、個体数も多いです。
植物に詳しい地元の人によると、この辺はヤマホトトギスの自生が多いとのことでした。
返信する

コメントを投稿

南多摩」カテゴリの最新記事