四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

ミスジチョウ

2012-06-20 13:42:00 | 
多摩丘陵で初めてミスジチョウに出会いました。


ミスジチョウ(6月14日、町田市にて)

前回は谷あいの道を歩いたので、今回は尾根の道を歩くことにし、吊り橋を渡り切ったところ、脇にコミスジを見かけました。そして、ふと足元で動くものがあり目をやるとミスジチョウでした。親子連れが通り掛かって近くに飛び上がったところを撮影。



その少し前。早春に下草で飛ぶミヤマセセリを観察したクリの木の高い所にミズジチョウが飛来し、長時間吸蜜していました。とうとう下の方へ下りて来ませんでしたが、風で揺れる枝先で翅を開くところを撮影。アカシジミも写っています。

ミスジチョウは、年1回6月頃に出現する蝶で、渓谷沿いなどを好むとされています。見掛けたのは、谷戸の近くです。多摩丘陵では頻繁に見られませんが、ほそぼそと生息し続けているようです。
この日は"ミスジチョウ記念日"。



今まで行っていない、谷戸の奥の方に、よく手入れをされた畑が広がっていました。シモツケが畑の真ん中で綺麗に咲いていました。



畑に隣り合った草地では、ベニシジミの夏型が飛び始めていました。写真は、その中で一番黒っぽい個体です。



モンキチョウの2化もクリ林の草地を飛び回り、訪花していました。



クリ林の奥の葉上で、辺りを見回すようにテリ張りするメスグロヒョウモンの雄。ミドリヒョウモンにはまだ会えていません。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ミスジチョウは翅の裏がきれいですね。 (えむり)
2012-06-20 17:53:18
ミスジチョウも栗の花が好物なんですか。
沢山の蝶たちに会えましたね。
モンキチョウもきれいですね。

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ミスジチョウに初めてお会いになり、撮影することが出来、嬉しい限りですね。 (良さん)
2012-06-20 18:46:20
私も毎年、初見、初撮りの蝶やトンボ、昆虫が少しずつ増えていくのが楽しみです。
今年は二年越しに会いたい会いたいと思っていたヒメシロチョウに出会えました。
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クリの木々を蝶が好きなのかもしれませんね。 (silkcotton)
2012-06-21 10:50:30
ミスジチョウは茶に水色でできれいな色の組み合わせですね。
若い頃、この色の組み合わせの絶妙なのをピカソの絵から感じたことがあります。
ピカソありきでなくてミスジチョウがすでにその組み合わせの絶妙なのを見せていたのだと感心しています。
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えむりさん (twoguitar)
2012-06-21 10:53:47
ミスジチョウは、警戒したり、風が吹いたりすると、翅を閉じるようです。裏側は環境に溶けこませるためにでしょうが、美しい模様になっていますね。
ミスジチョウもクリの花で長時間滞在していました。本当にクリは多くの蝶たちに好まれますね。
モンキチョウが世代交代してキレイでした。
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良さん (twoguitar)
2012-06-21 10:56:37
良さんもチョウだけでなくトンボ、その他の昆虫と幅広く初見・撮影を楽しまれていますね。
信州にはこちらで見られない珍しい蝶も多く、報告を楽しみにしています。
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silkcottonさん (twoguitar)
2012-06-21 20:11:17
クリの花はどういうわけか多くの種類の蝶が好みますね。
ミスジチョウの裏は、実際には茶色に白の取り合わせですが、ピカソに似た配色の絵があるとは面白いですね。
ミスジチョウは東洋にしか分布しませんが、翅の裏が似た配色のコミスジやイチモンジチョウはヨーロッパまで分布しているようです。ピカソとどこかで接点があったかもしれませんね。
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