多摩丘陵で初めてミスジチョウに出会いました。
ミスジチョウ(6月14日、町田市にて)
前回は谷あいの道を歩いたので、今回は尾根の道を歩くことにし、吊り橋を渡り切ったところ、脇にコミスジを見かけました。そして、ふと足元で動くものがあり目をやるとミスジチョウでした。親子連れが通り掛かって近くに飛び上がったところを撮影。
その少し前。早春に下草で飛ぶミヤマセセリを観察したクリの木の高い所にミズジチョウが飛来し、長時間吸蜜していました。とうとう下の方へ下りて来ませんでしたが、風で揺れる枝先で翅を開くところを撮影。アカシジミも写っています。
ミスジチョウは、年1回6月頃に出現する蝶で、渓谷沿いなどを好むとされています。見掛けたのは、谷戸の近くです。多摩丘陵では頻繁に見られませんが、ほそぼそと生息し続けているようです。
この日は"ミスジチョウ記念日"。
今まで行っていない、谷戸の奥の方に、よく手入れをされた畑が広がっていました。シモツケが畑の真ん中で綺麗に咲いていました。
畑に隣り合った草地では、ベニシジミの夏型が飛び始めていました。写真は、その中で一番黒っぽい個体です。
モンキチョウの2化もクリ林の草地を飛び回り、訪花していました。
クリ林の奥の葉上で、辺りを見回すようにテリ張りするメスグロヒョウモンの雄。ミドリヒョウモンにはまだ会えていません。
ミスジチョウ(6月14日、町田市にて)
前回は谷あいの道を歩いたので、今回は尾根の道を歩くことにし、吊り橋を渡り切ったところ、脇にコミスジを見かけました。そして、ふと足元で動くものがあり目をやるとミスジチョウでした。親子連れが通り掛かって近くに飛び上がったところを撮影。
その少し前。早春に下草で飛ぶミヤマセセリを観察したクリの木の高い所にミズジチョウが飛来し、長時間吸蜜していました。とうとう下の方へ下りて来ませんでしたが、風で揺れる枝先で翅を開くところを撮影。アカシジミも写っています。
ミスジチョウは、年1回6月頃に出現する蝶で、渓谷沿いなどを好むとされています。見掛けたのは、谷戸の近くです。多摩丘陵では頻繁に見られませんが、ほそぼそと生息し続けているようです。
この日は"ミスジチョウ記念日"。
今まで行っていない、谷戸の奥の方に、よく手入れをされた畑が広がっていました。シモツケが畑の真ん中で綺麗に咲いていました。
畑に隣り合った草地では、ベニシジミの夏型が飛び始めていました。写真は、その中で一番黒っぽい個体です。
モンキチョウの2化もクリ林の草地を飛び回り、訪花していました。
クリ林の奥の葉上で、辺りを見回すようにテリ張りするメスグロヒョウモンの雄。ミドリヒョウモンにはまだ会えていません。
沢山の蝶たちに会えましたね。
モンキチョウもきれいですね。
今年は二年越しに会いたい会いたいと思っていたヒメシロチョウに出会えました。
若い頃、この色の組み合わせの絶妙なのをピカソの絵から感じたことがあります。
ピカソありきでなくてミスジチョウがすでにその組み合わせの絶妙なのを見せていたのだと感心しています。
ミスジチョウもクリの花で長時間滞在していました。本当にクリは多くの蝶たちに好まれますね。
モンキチョウが世代交代してキレイでした。
信州にはこちらで見られない珍しい蝶も多く、報告を楽しみにしています。
ミスジチョウの裏は、実際には茶色に白の取り合わせですが、ピカソに似た配色の絵があるとは面白いですね。
ミスジチョウは東洋にしか分布しませんが、翅の裏が似た配色のコミスジやイチモンジチョウはヨーロッパまで分布しているようです。ピカソとどこかで接点があったかもしれませんね。