伊豆高原に宿泊し、翌朝、近くの池地区を散策しました(1月27日)。
ホテルの庭では、紅梅が咲きはじめていました。
池地区には、大室山噴火の溶岩で川が堰き止められて出来た奥行き1km位の池がありましたが、現在は田んぼや畑に変わっています(↑)。一番奥の沢にあるワサビ田まで行く予定でしたが、正面から冷たい西風が吹き、あまりに寒く顔が強張るので諦めました。
6月中旬頃には、ワサビ田付近でホタルも見ることができるそうです。
からっ風を避けて、道沿いに集落を歩いていると、野菜や卵、味噌などを無人で売る販売所がありました。
「百姓は根を張ることを知っている」と書かれています。
猿が取るのでカギをかけてください、という注意書きもありました。
小さな看板には、次のように書かれていました。
道祖神「せえのかみさん」
この場所は、伊東道と田方道がまじわる場所で、江戸時代の高札場でもあった。ケヤキの大木の根本にあったが、昭和三十七年の県道拡張で今の姿になった。せえのかみさんは子どもの味方で病気がなおるように頼んだり、ドンドン焼きなど楽しい行事があった。
池郷土史研究会 平成16年2月
このような道祖神「せえのかみさん」は、伊豆地方独特の丸彫単身像で、北は三島から東伊豆の稲取にかけてしか存在しない形のものだそうです。
民家の庭の向こうには、大室山が大きな姿を見せていました。
最後に立寄った龍渓院です。
こじんまりとした美しい庭園と池がありました。
ホテルの庭では、紅梅が咲きはじめていました。
池地区には、大室山噴火の溶岩で川が堰き止められて出来た奥行き1km位の池がありましたが、現在は田んぼや畑に変わっています(↑)。一番奥の沢にあるワサビ田まで行く予定でしたが、正面から冷たい西風が吹き、あまりに寒く顔が強張るので諦めました。
6月中旬頃には、ワサビ田付近でホタルも見ることができるそうです。
からっ風を避けて、道沿いに集落を歩いていると、野菜や卵、味噌などを無人で売る販売所がありました。
「百姓は根を張ることを知っている」と書かれています。
猿が取るのでカギをかけてください、という注意書きもありました。
小さな看板には、次のように書かれていました。
道祖神「せえのかみさん」
この場所は、伊東道と田方道がまじわる場所で、江戸時代の高札場でもあった。ケヤキの大木の根本にあったが、昭和三十七年の県道拡張で今の姿になった。せえのかみさんは子どもの味方で病気がなおるように頼んだり、ドンドン焼きなど楽しい行事があった。
池郷土史研究会 平成16年2月
このような道祖神「せえのかみさん」は、伊豆地方独特の丸彫単身像で、北は三島から東伊豆の稲取にかけてしか存在しない形のものだそうです。
民家の庭の向こうには、大室山が大きな姿を見せていました。
最後に立寄った龍渓院です。
こじんまりとした美しい庭園と池がありました。
これから道すがら出会う道祖神をもっとよく見てみようと思います。
近代化の波に乗って発展を遂げてきましたが、今一度土に根ざした生活や考え方をしていかないといけないですね。お百姓さんは、とうの昔からその考えを受け継いでいるよ、と伝えられた気がしました。
百姓は根をはる事を知っているという言葉はいいですね。根無し草のような発展を求めたためにもろく崩れたのを思うと、着実に根を張っていく姿勢は学ばないといけないと思います。