四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

イイギリの実を食べるヒヨドリ

2006-01-17 21:22:00 | 神谷町・東京
昨日はちょうど昼休みころに日が差し始めて、オフィス近くの小さな林ではヒヨドリがスズメの宿のように賑やかでした。そこからイイギリの木にヒヨドリたちが代わる代わるやってきて実をついばんでいます。
枝に止まって、ぶら下がっている房状の実を伸び上がるようにして食べるか、枝の下方にある房からむしりとる、というのが基本的な食べ方のようです。中には、応用編の技を見せるのもいます。枝から飛び立ち、空中で羽ばたきながら(ホバリング)房の横からガブリとくわえて飛んでいくのも何度か見ました。

今日は、晴れて青空が広がり、気持ちよかったので、NHK博物館と愛宕神社のある愛宕山まで散歩する。強風のあとなのか、イイギリの木のちょうど下の階段のところにオレンジ色になった実が落ちていたので、拾って試食しました。



ちょっとすっぱい。その後すぐにかなり苦い味が口に広がりました。以前調べたら「イイギリは栄養分に乏しく淡白な味で美味しくない。だから遅くまで鳥たちは食べない。ヒヨドリだけはこれを好む」というような記事がありましたが、とんでもないですね。大変まずい!
ヒヨドリがどうしてこれを好むのかは理解できませんでした。愛宕山のイイギリには相変わらずヒヨドリだけが来ていました。その他、ドバトとカラスを近くに見かけましたが、イイギリには興味がない様子でした。
コメント

サウンドトラックの試聴

2006-01-15 20:43:00 | 音楽
サウンドトラックを試聴できるコーナーを見付けました。「もうすぐ17歳」のサウンドトラックを聴きたくてたどり着きました。全曲聴けるのが嬉しい。合唱練習の参考に、また曲探しにも役に立ちそうです。

マイ・フェア・レディ "My Fair Lady"

サウンド・オブ・ミュージック "Sound of Music"

王様と私 "King and I"

そのほかたくさん試聴できます。
コメント

今年初めての昼休みコンサート

2006-01-15 17:17:00 | 音楽
今年初めての昼休みコンサートを聴きにいきました。食事をしてから会場入りするのでどうしても演奏途中からになってしまいます。
演奏は「デイジーピンク」という女性トリオで、ピアノ佐伯かおる、フルート安藤真理子、チェロ大沼みゆき。「クラシックやポピュラー音楽をアコースティックなオリジナルサウンドでアレンジ、聴く人をヒーリングの世界へ」と紹介しています。佐伯さんと安藤さんは、別のグループ編成の演奏を聴いたことがありますが、二人ともアンサンブルの合わせ方に長けていて印象に残っていました。



サウンドオブミュージックより「もうすぐ17歳(I am sixteen, going on seventeen♪)」、ヘンデルの「涙のアリア」、カーペンターズのヒット曲「ふたりの誓い」などを演奏していました。
編曲は佐伯さん。フルートのメロディとチェロの流れるような低音、それをつなぐような巧みなピアノの演奏で、3つの楽器がよく溶け合ってきれいな音色がホールに流れていました。
プロは何でもこなさなくてはいけません。興味を引くような曲目紹介と話、ビル1階ホールの寒い中でも笑顔を絶やさずノースリーブで演奏する姿・・・。その日はアンサンブルの素晴らしさとともに、プロ意識の高さというものを感じました。「ありがとう、そしてお疲れ様」の気持ちを込めて、軽く挨拶して会場を出ました。
コメント

当麻山 無量光寺

2006-01-03 20:52:00 | 相模原・県央


皆様、穏やかに新しい年をお迎えのことと思います。
初詣では、地元の当麻山(タイマサン)無量光寺にいってきました。無量光寺は、1261年、一遍上人23歳の諸国遊行の折にこの地で修行したことが寺の起こりとなっています。
今年の冬は例年よりも寒い日が続いているせいで、毎年正月には開花しているロウバイがまだつぼみのまま。しかし、池の畔には日本水仙が咲いていました。



山門の石段手前右側にナギの大木があります。葉脈は普通の木の葉と異なり、すべて縦になって入るのが特徴です。ナギは針葉樹に属するそうですが、葉は針葉樹とは思えないほど広くなっています。紀伊半島・四国以南の暖地に自生します。熊野速玉大社、春日大社にも植えられ天然記念物になっています。
ナギは凪に通じており、海上安全を願って神木として植えられ、その葉はお守りとして使われるそうです。家内安全、縁結びにも御利益があるということです。
今年こそ平和な一年でありますように。
コメント