本日、2011年第4回定例会(12月議会)の最終日でした。
◆党市議団提出の意見書が3本可決
私たち日本共産党市議団が提案をした、「介護保険制度の安定的な運営のために国庫負担の引き上げを求める意見書」は全会一致で可決、「消費税率の引き上げに反対する意見書」と「医療費の大幅な負担増の中止を求める意見書」は賛成多数で可決しました。
特に、消費税率引き上げに反対する意見書が可決をしたことは、来年度の津城国会に消費税増税法案を提出しようとする直前だけに非常に重要です。
一般会計補正予算に対して、私たちは「税金の使い方は市民の暮らし第一に」という公約に基づき、総額で約50億円の工事となる町田市陸上競技場の関連予算に反対の立場を表明してきたところです。本日の本会議を前に、民主党・社民・ネット会派から「町田市陸上競技場の仮設メディアセンター」を削除する予算修正案が提案されました。
私たちは、税金の使い方を市民の暮らし第一にすべきであるということを前提にしつつ、提案された修正案は私たちが優先すべきでないとしてきた仮設メディアセンターの削除であるため、修正案には賛成の態度をとりました。結果として、修正案は賛成少数で否決となり、市長が提案した原案が可決をしました。
その後、追加の議案でさらなる補正予算が提案をされましたが、その内容は町田市陸上競技場の予算を来年度に先送りするもので、これまでの計画よりも総額では5億6千万円の増額が必要だというものです。切実に求められている中学校3年生までの子どもの医療費無料化に必要なお金が3億4千万です。
「新庁舎・大型開発よりも市民の暮らし第一の市政へ─4つのゼロ実現を─」というスローガンは、いまの市民生活の実態からしても非常に重要なものであると感じています。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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