いったい、どれだけの人が福島と向き合い、自分と向き合っているでしょうか。
先日の松本春野さんの脱原発スピーチを読んだときにも、なんと率直な人なのかと思いました。
キーパーソンインタビュー「フクシマを描く善意が差別や偏見を助長したかも」絵本作家の松本春野さん(「毎日」2015年4月7日)──このインタビューを読んで、これだけありのまま感じたことを語り、絵本という媒体を通じて表現している人がいることに、とても感動しています。
先日、松本春野さんの母、松本由理子さんの話を聞く機会がありましたが、松本春野さんの育った背景のようなものが目に浮かんできます。
インタビューの全文を読んでもらいたいと思いますが、いくつか書き出してみます。
この決断を不勉強だと誰が責められるのか──避難も一つの選択であり、帰ることも一つの選択です。いろんな価値観があり、人それぞれの選択がある。どんな選択も肯定する。そうした思いを込めました。
私がいわさきちひろから学んだことがあります。それは「北風と太陽」があるなら、ちひろがそうであったように私も「太陽」の立場を取りたいということです。批判は大事ですが、強く、激しい言葉だけで人はつながれない。語り方は常に考えないといけません。
いわさきちひろのという人の存在は、やっぱりすごいのだと思います。
私と同世代の松本春野さんのこれからの表現活動がとても楽しみで仕方ありません。松本春野さんの描く絵は、とても好きです。こういう人が、同世代にいることが本当にうれしいことだと感じています。
にほんブログ村←池川友一のつながるブログを見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。
┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【事務所】
〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
電話・FAX/042(734)1116
メール/up1@shore.ocn.ne.jp
※無料の生活相談、法律相談をおこなっています。お困りごとはなんでもお気軽にご連絡ください。