日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

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「理解と協力」を得たとは到底いえず…リニア新幹線2015年度に町田市小野路立て坑着工は許さない

2015-04-30 | 町田市政・市議会のこと

 建設通信新聞によると、リニア中央新幹線の小野路立て坑(非常口)について2015年度下期にも着工すると報道されています(記事はコチラ)。JR東海の資料でタイムスケジュールでも、2015年度中には着工するとしています。

 しかし、国土交通大臣はくり返し「理解と協力」が必要だと述べていますが、現状では到底「理解と協力」が得られたとは言えない状況があります。

 町田市内では、すでに衆議院国土交通委員会でもとむら伸子議員が、町田市能ヶ谷と川崎市麻生区片平にまたがる鶴川総合運動場の国有地売却について「理解と協力」が必要だと言いながら、こういうやり方でいいのかと追及した問題があります。

 それは、この国有地売却をめぐって、国有財産関東地方審議会である委員の方が「住民運動がどうであれ、手続に従って粛々と進めるということですね」と質問したのに対して、管財第2部長が「はい、そうでございます」と答えている通りです。

 工事説明会の日程はこれから示されることになると思いますが、「説明はしました」とあとは工事に向かって突き進むということでは、「理解と協力」は得られません。

 長野県大鹿村では、JR東海は「地元の理解が得られなければ着工できないと考えている」(14年11月12日「南信州新聞」)とも住民説明会で話しをしています。この立場に立つのであれば、町田市内でも少なくとも懸案となっている事柄については説明をおこなうべきです。

 また、町田市は上小山田の市有地が立て坑予定地となっています。3月議会で私の質問に担当部長は「住民などへの丁寧な説明がしっかりおこなわれ、一定の協議が調ってから(市有地については)売却をするという形になると考えている」と答弁しています。現時点では説明がおこなわれているとはいえない状況なので、売却しないよう求めていきます。

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