日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

人生100年時代は、1世紀というスパンでものを見ていくことが求められていると感じる──現在とは、過去と未来の闘争の場である

2019-08-15 | 日々思うこと、考えたこと

 終戦の日。

 いまから、わずか74年前だと思うと、戦争というのが遠い話ではないと感じます。

 私が生まれたのは戦後40年の1985年。私が還暦になる年が、ちょうど戦後100年です。

 その日まで戦争することがなければ、1世紀の間、日本は戦争しなかったということになります。

 歴史は、1世紀単位で見ることが大事だと、学生時代にみんなで議論しました。人類の進化の歴史の速度から考えると、いまほど目まぐるしく、激しく、変化の早い時代だと思います。

 こういう時代だからこそ、直面する課題にしっかりと向き合うとともに、少し尺度を長くして歴史をみることが大事ではないかと感じます。

 日本国憲法の前文は、次のように新たな国のあり方を提起しています。

 「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意」

 「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

 この精神に学び、そして実践することが、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない」(憲法第12条)です。

 人生100年時代といわれますが、1世紀というスパンでものを見ていくことが求められている時代なのではないかと思います。

 それは、過去から学び、未来を創造するということです。

 「現在とは、過去と未来の闘争の場である」──故・三上満さんが幾度となく発していた言葉の意味を噛み締めています。

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