都知事選の直後に行われる都議会第2回臨時会(7月17日〜27日)。
都知事選でも最大の争点となった、新型コロナ対策に3132億円の規模の補正予算が中心です。財務局の担当も、3000億円を超える規模の予算なので、臨時会を開いて都議会でご議論いただきたいと話していました。
都知事選ではテレビ討論が行われず、新型コロナ対応についての議論が深まったとは言えない状況がありました。
今回の都議会臨時会は、東京都内の感染者が急増し、本日は243人と最多となる中で行われる重要な議論の場となります。
首相や知事は、病床などはひっ迫していないと言っていますが、現場の実感とはだいぶ乖離があるようです。
これ、必見。
— 池川友一 都議会議員 (@u1_ikegawa) July 10, 2020
東京都の担当課長も「病院もひっ迫していると思うが、ホテルもひっ迫してているというのが今の状況。毎日火の車というのが本音」と。
首相も都知事も「ひっ迫していない」というが、現場からはひっ迫と。
動画には出ていないがコメンテーターも「無策」と。pic.twitter.com/tyhBjJ32Tu
補正予算は、区市が設置する保健所への支援、国の制度に東京都が上乗せする家賃補助など切実な課題が含まれています。
ところが、小池知事は所信表明を行うものの、都議会で知事に質問する場面は一度もないという本当に衝撃的な事態となっています。
都議会議会運営委員会理事会で示された日程には、代表質問はなく、知事の出席がない常任委員会での質疑を行うのみとなっていたのです。
日本共産党都議団は、3000億円を超える補正予算を提出した知事本人が、会期中に一度も答弁に立たないのはありえないと、知事出席の補正予算特別委員会の提案を行いましたが、一部会派から賛同を得られず調整がつきませんでした。(詳しい経過は、和泉幹事長の談話「臨時議会では知事出席の補正予算審議が必要です」で明らかにしています)
4月の臨時会では特別委員会を設置し、小池知事と一問一答の質疑をやりました。2017年第二回臨時会では代表質問を行いました。知事が答弁しないというのは異常事態です。
都政をチェックする都議会の役割が問われています。本日、記者会見をひらき、本会議の開会日に特別委員会の設置を求める動議を提出することも表明しました。
記者会見の動画をぜひご覧ください。
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