日本共産党都議団は、台風19号の被害実態を把握し、地域の切実な声を聞きながらスピード感を持った復旧を行うために手分けをして各地に入っています。
昨日(10/17)は日の出町に被害状況を現地視察。つるつる温泉や集落への一本道が崩落。1週間経っても廃棄物の撤去もままならないとは。ここより上流の特養ホームはマンパワーで食料やオムツ等の運搬…地獄。完全復旧を待つのではなく、仮設道路設置が強烈に求められている!力の見せ所だ!東京都!!! pic.twitter.com/Zdfuzb6yXf
— 原田あきら(日本共産党都議会議員/杉並) (@harada_akira) October 18, 2019
奥多摩へ。まだ、青梅から先は電車が止まっていて、青梅からは車に乗せてもらって、大沢ゆかり町議を励ますつどいへ。大沢さんは、台風被害の対応に奔走中。その合間をぬって。大沢さんから、詳しい報告もあり、みんなで共有。
— 原のり子 (@haranoriko0917) October 14, 2019
一致点を大事に、力を合わせて頑張る大沢さんのかけがえのなさを実感✨ pic.twitter.com/CneEKpk9XX
奥多摩町の大沢ゆかり町議の報告は、日々動く現実を丁寧にひろい要望しています。
#台風19号 による道路崩落で孤立状況におかれている東京 #奥多摩 町の #日原 地区の住民の切実な声を50世帯から聞き取り、要望を小池都知事に送った、奥多摩町議会議員の大沢ゆかりさん(日本共産党)のレポートを紹介します。
— 栗原淳介 (@kjunsuke) October 17, 2019
大沢ゆかり
昨日、都公式HPを通じて小池都知事あてにメールしました。
それぞれの持ち場でやれることに取り組み、同時に区市町村政、都政、国政との連携プレーで改善に向けて動いていくことが必要だと痛感しています。
私たちは、つかんだ要望を直ちに取りまとめ、小池知事あての申し入れにしてまとめています。18日にはあきる野市、日の出町が直面している問題を中心に「台風19号によるあきる野市および日の出町の復旧支援に関する申し入れ」を行いました。
以下、申し入れ全文です。
東京都知事 小池百合子殿
台風19号によるあきる野市および日の出町の復旧支援に関する申し入れ
2019年10月18日
日本共産党東京都議会議員団
<あきる野市>
あきる野市では秋川、盆堀川、養沢川等の増水、氾濫によって重大な被害が発生しました。
- 小松平で都の管轄する秋川の護岸崩壊が発生しました。コンクリートの護岸の下に土の護岸が残されており、増水によって削られたことによるものです。護岸と地続きの造成地が2m程沈下したため、家屋崩壊を引き起こしました。護岸整備は都の重要な任務であり、護岸流出の検証とともに、都が責任をもって護岸を復旧するよう求めます。また、家屋の撤去への支援を求めるものです。
- 「秋川流域河川整備計画(H25)」に示されているように秋川流域はアユやマス釣りのメッカであり、キャンプ場がいくつも整備された、自然を満喫できる都民憩いの場です。しかし河川増水でこれらの施設が壊滅的な被害を受けました。観光は市政運営にとって重要な要素であり、影響は深刻です。マス釣り場やキャンプ場の復旧は、都民の重要な憩いの場として、その復旧に都が支援すること。また、都として国に支援を求めること。
- その他、流出した橋の復旧、河川氾濫に起因する家屋損傷についても都として復旧に尽力するよう求めます。
<日の出町>
日の出町では集落への一本道が平井川の増水で崩落し、商業施設や地元建設産業事業所、多数の民家が車による行き来を絶たれるという重大な事態となっています。
- 崩落個所から数百メートル離れた特別養護老人ホームでは、食料や紙おむつなど日々の物資輸送を崩落地からマンパワーによる運搬をせねばならないなど、先行きが見えない大変な状況となっています。上流にあるつるつる温泉などの商業施設は営業を停止せざるを得ず、従業員の雇用継続が危ぶまれる状態にあります。地元からは仮設でも一車線でもいいからとにかく早く道路を整備してほしいとの声が上がっており、この声に応えねばなりません。平井川の道路崩落箇所については仮設道路の設置を最優先すること。それまでの緊急措置として崩落個所から上流域に行き来するための、自由に使える自転車やリアカーを配置することを求めます。
<今後の対策>
緊急の復旧支援を最優先にしつつ、今後の課題も浮き彫りになっています。
- 秋川水系など上流域の河川に、都として複数の水位計および河川監視カメラの設置を行うこと。
- 秋川の護岸崩壊同様、平井川の護岸も強度の弱い護岸が崩落した可能性もあり、今回の護岸崩壊の検証とともに、都内中小河川上流域の護岸を総点検し、強度の弱い護岸の改修を行うこと。
- 「秋川流域河川整備計画」では砂利の浚渫が計画に盛り込まれています。ところが、あきる野市の中村という地域では、砂利が堆積し、川床が上がってきているので浚渫してほしいとの住民の声が以前からあったにも関わらず、行われてこなかった実態が指摘されました。川床の土砂を浚渫し、流水量を改善すること。
- その他、様々な被害が発生しており、あきる野市および日の出町と緊密に連絡を取り、被災状況の把握に努めるとともに、必要な支援を都として行うこと。
以 上
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