内和農園ドタバタ日記

夫婦で農業の備忘録てきなことを綴ります。

頼まれ椅子製作 納期は明日なのかよ まぁ、師走で雪降ってくるしな

2021年12月16日 04時59分00秒 | 小物修理

お師匠様が失業してから、農期部品をお願いしてる農機屋さんの営業様が頼んでた大島農機の、パーツリストと、一緒に持参してきた椅子。

 
お客様より椅子交換を頼まれた。
ダメな営業マンは新車のトラクターを売らずに汎用椅子買ってきたが、さてどう付けましょう?のお悩み相談。
 
 






既存のシートレールを使い回すのが椅子修理の鉄則。
 
椅子についてきた、ステーの穴を実車の軸に合わせる為穴加工。
これで、一歩前進。
シートレール側は決まり。


 
シート側の下地作製。
くうちゃんから頂いてたステンレス版が丁度いいから適当にカットして、シート固定穴4箇所に合うように適当に穴を、開けて固定してみた。




こっからが、現物合わせ。
穴を大きくした付属のステーは2種類あるので、座面の勾配調整はステーを、変えて調整する感じなんで溶接ではなく、そこはボルト止めにしましょう。
で、連結部製作。








仮組みすること数回。
こんなもんだろうで点付けよろしく、本溶接。
タップ溶接しようかなーと思ったが、溶接の腕がないから全面溶接としました。
これで、トラクター廃車するまでは壊れない。
飽きたらシートだけ交換すれば良い感じに出来上がり。

くうちゃんの会社は良質材しか使わないからきっとSUS304
連結部は転がってた鉄、そんなこんなで塗装は何でもシャーシブラックとなります。
モノタロウシャーシブラックの評価をする前にお師匠様が除雪機オーガーに塗ったからいまいちわからんが、コメリシャーシブラックが残ってたから吹いてみた。
想像よりもいい感じ。
十分使える。
ナットはジンク吹いておいた。




あとは、実車で使ってもらいながらオリジナルの椅子に近づけるしかないが、低ければ座布団でも敷いてもらえばいいんじゃない。
この手は各所遊びを多めに製作するのが吉。