子供の頃、軽小屋玄関には秋になるとじいちゃんが風除室を冬支度してました。
春になると解体してました。
これが冬がくるんだな~、春になったんだな~と感じてました。
風除室がなくなると軽小屋の室内は明るくなるので一層、春めいたように感じてた。
息子の代になり風除室つけないようになった。
雪をユンボでぽいぽい除雪するからイラナイと言って材料を捨てた。
さて、孫は精米するとき寒いなと毎年思って作業をし続けた。
孫も、歳をとり寒いのが嫌になった。
秋から今年の冬は風除室のある越冬を実行するのだ。
雪の少ないうちに復元です。
夜の部活で。
木は苦手なんだけど、じいちゃんの痕跡と子供の頃の記憶をたよりに復元です。
まずは土台があった。間口は一間です。三寸五分角をながしました。
材料はそこらの廃材。
両端は今風にコースレットですけど、右側は鎹も打ちました。
梁の裏にほぞ穴がある。
柱があったような気もする。
これも三寸五分角で上にほぞ加工してみた。
下はコースレットで止めておしまい。
左の壁は、秋からここに使おうと思って取っていた廃材の扉。
右の出入りの扉は使わないときは壁にフックで固定されてました。
蝶番に556してOK。
中柱と扉の隙間は一寸一寸五分角を丁度いい面をコースレット留め。
左の壁は上下に下地、一寸五分角をコースレット留め。
それに壁をコースレット留め。
風除室は仮設なんで春までもてばよい。
柱の表に落とし板の溝がある。
おそらく、中柱の表にも落とし板の溝が付いてて左壁は落とし板だったんのかな???
そこまでは子供記憶にはない。
扉のかんぬき受けつくり。
完成はこんな感じ。
ノミ持ってない、エンドミルない。
10mm木ドリルで穴掘って穴掘って穴掘って穴掘って穴掘ってグリグリして調整。
完成。
ねこくぐりの穴があるが、猫が居ない。
百姓の家に猫は居ないと鼠退治してくれるのが毒かぺったんこだけになる。
なんかさびしいな。
我ながら力作。適当に作った風除室も50年は持つぞ。
これで、精米作業も快適にできる。
あとは欲の世界で、精米土間周囲の開口部をビニールで目張りすると一層ファンヒーターと石油ストーブの熱が逃げなくて快適になるだろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます