内和農園ドタバタ日記

夫婦で農業の備忘録てきなことを綴ります。

隣の家の除雪機 走行不能により緊急入庫しました

2024年02月07日 18時00分00秒 | 重機&農機具修理

今日は、雪ふらない簗沢。平穏です。
お昼のお勤め終わって玄関前に来たらお隣のカズさんから電話。
どうしたの?
除雪機が動かなくなったとさ。

ぴかぴかの中古除雪機3年目くらいかな?
三菱農機向けフジイ製SE1224DM2です。
エンジンは三菱 S3L-31FSがのっかってる子。


症状は、走行不能
観ると、カウンターギアボックス出力プーリーとHST入力プーリー間のVベルト
LB-35が滑ってHSTポンプが回らないから走行不能となりました。
原因は真中のテンションプーリーのアーム軸が固着して、テンションプーリーの仕事してくれないから。


支点軸固着ですね。
これ、数年前に新品交換してもらったような記憶があるんだけどな。
グリスニップルあれば、こんなことにはならないんだけど。
因みに、部品は供給完了です。今付いているのは現行品のテンションプーリーASSYです。
昔は軸にカラーがあってグリス溜まりがあったけど、カラー廃止されてるので、まぁ固着しますよね。


私、アバンスくんのエンジン修理はじめる日だったんだけど、まぁ、お隣さまなのでテンションプーリーひっぱ叩いて、ベルトにテンションを与えて、自走して入庫してもらいました。

マサミくんが遊びに来てくれたから上でプーリーアーム叩いて下げてもらいの。

下からアームをハンマーで叩いてアームを戻しての。
ギコンバッタンを繰り返してはペネトンスプレーして浸透作業。


飽きたから、プーラーで引いて抜きました。


綺麗に錆びておりました。


軸は紙やすりで磨りました。
アームの穴も紙やすりで磨りました。
ニップル加工しようかなと思ったけど、ニップルないからやめた。
ウレアグリス塗って組付け。


テンションプーリーとアームを分離してから、潜って、スプリング付けてから軸へアームを入れる。
それから、プーリーをアームへ付けると楽。

LB-35ベルトをはめるときはHSTプーリーのファンを外して、テンションプーリーアーム上の穴にスプリング外しを付けて、バールでてこかけて、ベルトを入れると楽。



おしまい。


カバーの固定が1か所金属疲労で壊れてたから溶接して直しました。
カズさん、速くなったと喜んでました。
いやいや、それが本来の車速だからw。

除雪機は車速遅いほうが詰まらせないからいいんだけどなぁ。
冬は寒いので逃げ足は速いに越したことはないですよね。



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