またしても49番目の呪い発動

 先ほど記したように49校中最後に登場した花巻東が、滋賀学園 に0-5で敗れ初戦敗退となった。  花巻東は昨夏ベスト8で今大会も上位進出が期待されたものの、 気になっていたのは49番目のクジをひいたおかげで、7月25日に 県予選決勝を戦ってからかなりの間が空く事になった。  そして今日行われた初戦の滋賀学園相手に完全にペースを握られ 5-0で完敗する事になるのだが、これで49番目を引いた学校は19年 以降5連敗となってまさしく呪いの49番目だ。  75年まで参加校は偶数で、東京が東西に分かれて出場するため49 校となったわけだが、76年に41校になってから呪いの枠になってい るのだ。 . . . 本文を読む
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2024 夏の甲子園・第7日=起死回生のホームラン攻勢実らず

 全49校が登場する大会7日目の注目カードは第3試合の霞ヶ浦 ー智弁和歌山。  茨城県予選を市村と真仲の2枚看板で全て3失点以内に抑えて の出場なのに対し、準決勝まで全てコールド&完封している智 弁打線の対決は見もの。  第1試合は選抜ベスト8の青森山田と15年前に2勝を挙げた長 野日大との一戦は、関&櫻田という2枚看板を擁する智弁に対 し長野の山田も好投手なので投げ合いが予想される。  第2試合は予選の決勝で仙台育英の投手陣に19安打を浴びせ 打ち勝って甲子園出場を決めた聖和学園打線が、石橋の守りを 粉砕できるか。  第4試合は開幕戦を制して1試合多く戦っている滋賀学園に実 戦のアドバンテージがあるし、実力的に上の花巻東は49番目の ジンクスにも挑戦しないといけない。 . . . 本文を読む
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2024 夏の甲子園・第6日=強豪校が順当勝ち

 大会6日目の注目カードは第4試合の北陸ー関東一。  共に多彩な投手陣を擁しているだけに継投のタイミングが重要に なるが、特に北陸は昨春から今年の春以外は3度出場しているので 甲子園キャリアは十分なだけに競り合いに持ち込めるか。  第1試合の熊本工ー広陵は広陵のエース高尾に熊工打線が挑む形 だろうが、熊工のエース山本が広陵打線を相手にどこまで抑えられ るかがカギだろう。  第2試合の富山商ー東海大相模は2年連続出場の富山商が優勝候補 の相模に挑む図式だが、エース藤田を中心にした相模投手陣を富山 打線が攻略できるか。  第3試合は鳥取城北が持ち前の粘りで明徳義塾に食い下がる展開に なるのだろうが、特に城北が先取点を奪うと面白い展開になるかも。 . . . 本文を読む
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2024 夏の甲子園・第5日=今大会初の波乱

大会5日目の注目カードは第1試合の鳴門渦潮ー早稲田実。  激戦区の西東京を驚異的な粘りで勝ち上がった早実打線を徳島予選 5試合中4試合を完投した鳴門のエース・岡田が抑えられるか。  第2試合は東北勢同士の対戦になり鶴岡のエースで4番・桜井が聖光 学院の粘り強い攻めを凌げるか。  第3試合は優勝候補で2年連続選抜準優勝の報徳学園が登場しエース 今朝丸と大社のエース馬庭の投げ合いが予想されるも、馬庭が報徳打 線を最少失点に抑え込む事が大社の勝利への条件。  第4試合はチーム打率,358の白樺学園打線が、予選の防御率0,80の 創成館の守りを崩せるか。 . . . 本文を読む
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2024 夏の甲子園・第4日=神村学園が逆転で2年連続初戦突破

大会4日目から準々決勝まで4試合日が続くのだが、注目カード は第2試合の木更津総合ー神村学園。  昨夏ベスト4の神村学園に激戦区・千葉を勝ち抜いた木更津総合 が挑む形だが予選決勝で市立船橋にタイブレーク勝ちした粘りが 通用するか?  第1試合は7年ぶりに復活した中京大中京に前回の夏は大会中に コロナ禍に苛まれ不戦敗となった宮崎商の対戦。  共に継投で勝負するチームなので、継投のタイミングが明暗を 分けそう。  第3試合は190cmの長身投手・有馬を擁する聖カタリナと6試合 6失点という投手陣を持つ岡山学芸館との対戦で、1枚エースと複 数投手陣の投げ合いか。  第4試合は昨春優勝し選抜ベスト8の山梨学院に代わって出場す る日本航空に、古豪・掛川西が足と小技でどこまで対抗できるか。 . . . 本文を読む
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2024 夏の甲子園・第3日=金足農旋風ならず

 大会3日目の注目カードは第2試合の金足農ー西日本短付。  6年前の18年に準優勝した時のエース吉田輝星の弟・大輝を福岡 県予選7試合中6試合で2桁安打を放ったし、特にプロ注目の福大大 濠・柴田を撃ち込んだ西短打線が攻略できるか。  第1試合は予選でチーム打率,332を誇る17年の優勝校・花咲徳栄 打線に、初出場の新潟産大付がどこまで食い下がれるか。  花咲徳栄は投手力に若干の不安を持つだけに、付け込めるか。  第3試合は切れ目のない打線と堅い守りを誇る菰野と久しぶりの 出場の南陽工の対戦で、最近では珍しい公立校同士の対戦だが津田 恒美を擁して初出場し唯一の勝利を挙げた78年の相手は同じ三重の 宇治山田商だったのであやかれるか。 . . . 本文を読む
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2024 夏の甲子園・第2日=春夏連覇校同士の対戦は大阪桐蔭完勝

 大会2日目の注目カードは第1試合の大阪桐蔭ー興南。  共に春夏連覇経験のあるチーム同士の対戦だが最大の見どころは 興南の左腕・田崎と徳丸を中心にした左打者中心の桐蔭打線の対決 で、興南にしてみると田崎がフレッシュな状態で桐蔭と戦えるのが どう出るか。  第2試合は昨秋の明治神宮大会を制し選抜ベスト4だった星稜に勝っ て出場した小松大谷が、春の九州王者・明豊に挑む形で明豊の複数投 手を大谷打線が攻略できるか。  第3試合は春夏連続出場の京都国際と初出場の札幌日大の対戦で、 予選6試合中3試合を二桁得点した国際打線と、テンポのいい投球を 見せる札幌日大・左腕の小熊の対決か。  . . . 本文を読む
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2024 夏の甲子園・第1日=いきなりタイブレークで11回まで

 今日から開幕した夏の甲子園・初日の注目カードは第2試合の 英明ー健大高崎戦。  選抜優勝でスポーツ紙にはSランク評価を受けている高崎だが、 左腕エースが肘を痛めてベンチ入りもしてないところに英明打線 が付け込めるか。  第1試合は地力的には滋賀学園だろうが開幕戦に関して佐賀勢は 強く、94年&07年に優勝した佐賀商&佐賀北は共に開幕戦に勝って いるし有田工も13年には大垣日大に勝つなど開幕戦ジンクスがどち らに出るか?  第3試合はノーシードから9年ぶりに勝ち進んだ岐阜城北の挑戦を 智弁学園が受ける形だが、智弁打線の爆発を城北投手陣がどこまで 抑えられるか。 . . . 本文を読む
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24夏の甲子園組み合わせ決定

8月7日に開幕する今年の全国高等学校野球選手権の組み合わせ 抽選会が、14:00から行われ初戦25試合の組み合わせが決まった。  今年は酷暑対策のため3試合日を2部制にして最も暑いと思われ る14:00~15:00あたりの試合を止め、初日は8:30開会式~第1 試合10:00、第2試合&3試合16:00以降。  2日目&3日目は第1試合以降8:00~第3試合17:00開始という スケジュールで行われるわけで、この3試合の戦い方が今後の指 針になりそうだ。  今大会は昨夏のファイナリスト慶應・仙台育英は予選敗退したが、 選抜ファイナリスト健大高崎・報徳学園は出場している。 . . . 本文を読む
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2024夏の甲子園出場校=49校決まる

 8月7日に開幕する今年の夏の甲子園出場校49校が先日決まった。  今年の夏の甲子園には選抜のファイナリストの健大高崎と報徳 学園が出場し特に健大高崎は春夏連覇を狙う一方、準決勝進出の 星稜や中央学院に昨夏のファイナリストである慶應と仙台育英が 予選敗退している。  初出場は札幌日大・聖和学園・石橋・新潟産大付・聖カタリナ 学園の6校。  そして各スポーツ紙5紙が戦力分析を見るとスポニチのみ選抜 優勝の健大高崎と準優勝の報徳学園をSランク評価しているのが 目立つものの、高崎はエース左腕・佐藤が投げられないという 要素をどう考えているのか?と思ったりする。 . . . 本文を読む
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両校とも よく頑張ったけど複雑

先週の土曜日6月29日に開幕した106回全国高校野球選手権の 福岡県予選で、今日は常盤ー田川戦が北九州市民球場で行われた。  試合は前半から常盤が1点づつ挙げると5回と7回Rにも小刻みに 得点して4-0とリードするが、田川も8回に1アウト満塁から2本の タイムリーと併殺崩れで3点を挙げ1点差に追い上げたものの反撃 ならず。  この試合はネット配信のバーチャル高校野球で見る事ができる ので試合開始予定時間の14:00頃から見始めると、4回あたりか ら来客があって集中して見られなくなった。  しかも実況や解説もなく場内の音声のみで、場内アナウンスも ハッキリ聞きづらいという欠点はある。 . . . 本文を読む
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106回全国高校野球選手権福岡県予選組み合わせ決まる

 106回を迎えた今年の夏の甲子園大会は8月7日に開幕するが、136校が参加して行われる福岡県予選は6月29日に始まり組み合わせ抽選会が昨日行われた。  シード校は北部が選抜に出場した東海大福岡・飯塚・九国大付・東筑・自由ヶ丘・鞍手・近代福岡・真颯館の8校が、南部は春日・大牟田・福大大濠・西短付・九産大九州産業・久留米商・糸島・沖学園の8校計16校となっている。  ちなみに昨秋の九州大会予選は . . . 本文を読む
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本格的に高校野球を見始めて50年

 今から50年前の74年から私は高校野球を本格的に見始めたわけで、 当時の高校野球界はポスト江川卓。  ポスト江川卓の筆頭は土浦日大の工藤一彦、銚子商の土屋正勝、 横浜の永川永植の関東三羽カラスと呼ばれた関東勢の好投手3人が挙 げられていた。  甲子園での実績でいえば前年春の優勝投手の横浜・永川と前年夏 に江川に投げ勝った銚子商・土屋、そして74年春に話題を呼んだ土 浦日大・工藤の3人が特に話題になっていたのだ。  この3人に鹿児島商・堂園喜義に県予選で勝って夏出場した鹿児島 実・定岡正二の4人が高校四天王といわれていた。 . . . 本文を読む
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意外に高野連はよくやっている?

 春と夏の甲子園などを主催する高野連といえば保守的な考えを持 つ組織の代名詞として度々、進歩的なスポーツファンから批判され ている。  確かにアマチュアリズムの権化といわれていた佐伯達夫が会長を 務めていた昭和の時代は独善的な運営が目立っていたのだが、特に 平成以降は昭和の時代では考えられなかった休養日を入れる日程の 緩和や延長タイブレークなどを導入するなど改革している感がある。  昭和の時代は78年から81年までは2日目以降4試合日が続きベスト 16の10日目&11日目は3試合日となり3日間で8試合行っていたのを 82年からベスト16を1日4試合を2日間で消化する一方で5日目と9日 目を3試合日にして雨天中止がある試合を組み込んで4試合にしていた。 . . . 本文を読む
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夏の甲子園で朝夕2部制導入は一歩前進

 先日8月7日から始まる今年の夏の甲子園大会が3日目まででは あるが、午前と午後からの2部制で行われる事が決定したようだ。  暑さがピークを迎える14:00頃の試合を避けるのが目的だが、 特筆すべきは開会式が行われる初日は最終試合の第3試合が18: 30開始となっている事。  これ確実にナイトゲームに入る時間帯であり昭和の時代には ナイトゲームで行う事を高野連は忌避していたのを考えると、 長足の進歩だと思うし焦熱対策とすれば現実的な措置だと思う。  思えば21年夏に大会3日目が台風崩れの天候で、3日延期され た事から11:00から4試合行われた事があった。 . . . 本文を読む
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