毎年、1月のこの日の夕食は我が家の「とんかつの日」です。
だーりんのお祖父さんが生前に「命日には好物のとんかつを作ってほしい」と話されていたそうです。
その話をだーりんから聞いて以来、我が家のこの日は「とんかつの日」となりました。
いつもはカットしてから衣をつけて揚げていたのですが、
今年はちょっと作り方を変えて、ヒレ肉を2本、カタマリのまま衣をつけて揚げてみました。
カラリと揚がったあと、カットして盛り付けます。
この揚げ方だとお肉の中心の柔らかさが増していて、美味しい。
ひと口大に切ってから揚げるのと比べると、お肉の食感もジューシーさも違うように感じました。
どっさり揚げて、仏壇にお供えしました。
丸ごと揚げは、1本の直径が大きいので揚げるのに時間がかなりかかります。
切ってから揚げるやり方の方が早く出来上がるかも。
でも、美味しさを考えると、こっちの方がだんぜんお肉が柔らかくでフワフワになるしー
どんなものでも、手をかけたほうが美味しいはずですよね。
今回は、粉をはたくときに小麦粉ではなく米粉を使いました。
パン粉は袋の上から叩いて細かくしてから使います。
カリッ、サクッ、フワッ、ジュー
という感じが理想です。
とんかつのソースは「大量のすりごま+中濃ソース+和からし」です。
すりごまを中濃ソースでゆるめる感じ、とにかくごまをたっぷりにするのが好きです。
お祖父さん、今年もとんかつ揚げましたよ。