
(准胝仏母)
調伏法は 荒魂に関わる方法であり、
この方法は 功徳を調伏の力に転用したり
または 自己の荒魂を増長する
そのどちらの目的でも行えます。
旧暦の毎月24日~月末の間は
特に調伏法を行う事で 加持が増長されるとされ
以下の方法は その1つの方法です。
正式には この期間に毎日、
午前8時頃 正午 午後4時頃の 1日3回行う事になっていますが
無理のない範囲で行われてよろしいと思われます。
南方に祭壇を用意し
青黒色の服を着たり
祭壇に青黒色の布をかけるなどして
その上に准胝仏母の像や仏画を置きます。
正式にはマスタードシード油の灯明を捧げるのですが
用意できなければ 青や黒色のキャンドルに火を灯し
香や飲食なども捧げます。
青黒色の仏身の准胝仏母を視覚化し
そして
「オン・シャレイ・シュレイ・ジュンテイ
○○(調伏したい人の名)・ソワカ。」
の眞言を108遍誦します。