宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

虹の身体

2005年07月26日 | Weblog
昨日のリンポチェとの話しの中で「虹の身体」に関する
話題が出ました。
チベット仏教ニンマ派においては「虹の身体」を得る
方法とその成就者について語られています。

この「虹の身体」を得た者、というのはその人物の臨終に
おいて、肉体的な死を迎えた後も肉体以外の更に
精妙な部分でのプロセスを進行させ、頭髪や爪、
衣類などをそこに残してやがて肉体ごと完全に
消え去ってしまうと言われています。

チベット仏教の言い伝えとして、ある信心深い老婆が
亡くなった時に彼女の身体が虹の光となって消え去った事などが
現在まで伝えられていますが、ニンマ派死者の書などにおいて
「彼らの姿は虹と光に溶け入り」と明確に記述されており、
また20世紀の近代においても同様の話しがあります。

リンポチェは優れたラマが肉体的な死を迎えた後、
その身体が徐々に小さくなり、また徐々に虚空に溶け入って
姿が薄くなり、やがて完全に溶け入って消えてしまう事を
明確に語られました。リンポチェの勤行の時刻が迫り
踏み込んで聞く事はしませんでしたが、リンポチェはその話しを
「私の師僧から聞いた」「その様に経典に書かれている」とは
言われませんでした。また非常に実感がこもっており、もしかしたら
こちらに来られる以前に実際に目撃されたのかもしれない、と
思いました。

リンポチェ、あなたもいつの日か輝く虹彩の中に溶け入って
しまうのでしょうか?
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