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画像は、タリズマン研究家の朝倉三心氏によって紹介された、
「大海原の図」です。
この絵について、同氏はこのように説明されています。
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人々に幸福をもたらす、海の良いパワーをそのまま画面に
描き込んだ絵を見つけたいと思い続けていた所、山の絵を
紹介してくれた某さんが、また一人の画家と引き合わせてくれた。
縁とは不思議なもので、何年もかかって見つからなかったものが、
目に見えない糸によって繋がれ、求めていた絵に巡り合うので
ある。
海の絵を描く画家は多いし、美術的に見て価値のある絵も
多い。
パワーのある絵も見かけたが、海そのものをズバリ描いた
絵は少なかった。
船や海岸の風景の一部として海を描いたものが大部分で、
海が主体になった絵は、波にポイントが置いてあった。
某さんの紹介してくれた荒武画伯の絵は、まさに海そのもの
だけが描いてあり、細かく洗練された手法とタッチで、微妙な
色彩を生かしながら、大胆な構図で、それぞれの海の美しさを
余す所なく表現してあった。
どの絵を眺めても、しばらく画面を見ていると、自分が実際、
その海岸に立っているような感覚になるのは不思議であった。
そして、近くの波頭から、目は水平線の彼方まで移動していき、
海と空と一体になった、苦しみも悲しみもない、無限とも言うべき
場所に、心が吸い込まれてゆくのである。
そこには、深い安らぎと救いがあり、空や海の色から出る
活力と相まって、まさに海のパワーがそのままにじみ出た
絵となっていたのである。
海の持つ強い動のパワーも、穏やかで全てを包み込む静の
パワーも、荒武画伯の絵には存在した。
良い絵と云うよりも、素晴らしい絵との対面であった。
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画伯自身は、「絵の中の海と空とが一体になる場所には、
純粋な神が存在しており、この絵を所有する人に、何らかの
良い働きをしてくれると信じています。
私の絵は、まさしく生命と神の宿った絵なのです。」と言われ
いますが、朝倉氏によると、画像の絵は「砂浜に打ち寄せる波は
荒く見えても、全て必要なものを運んでくれる幸運の波である。
この絵は海のパワーの再現として、気力と勇気をもたらし、
事業運や人間関係の良運を与えてくれる」と解説されています。