これまでになかった超大型の台風10号が、9月6日の夜から7日にかけて九州の西方海上を通っていきました。
特別警報級と言われた台風の通過に、戦々恐々と準備をしました。
幸いにも、熊本市では予想された大きな被害とはなりませんでしたが、九州沖縄地域全体では、死者・けが人、家屋の倒壊等も発生するような被害が発生しました。
犠牲となられな方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災されたみなさまにはお見舞い申し上げます。
熊本市は、人的な被害として10数名の軽症者、住家の被害はあまりなく、市内での倒木等が報告されていました。
それでも、市内145カ所の避難所に最大時で1万人を超える方が避難されました。
6日から7日まで開設された避難所の様子を6日に調査に行きました。
今回は、自力で物資を調達して避難するようにとの呼びかけがなされたので、避難者はそれぞれに敷物・毛布類、食料や水などを持って避難所に来られていました。
市がすべての避難所に複数の職員を配置し、受け入れや避難者の見守りを行っていました。
新型コロナの状況下でもあり、間隔をとって場所を確保するような対応もされていました。
しかし、高齢者の避難も多かったので、自力避難とはいえ、何でも運べるわけでもなく、必要に応じ、毛布等の貸し出しや物資の提供もすべきではないかと思いました。
数カ所見て回った後、市へ連絡し、改善を口頭で要望しましたが、実際は対応がかないませんでした。
各避難所の備蓄倉庫が活用されなかったこと、備蓄倉庫の中にはわずかな備蓄しかなく、毛布も入っていなかったことで、すぐに手を打つことができなかったのです。
地震等のように、大きな被害が目の前に発生しているのと違い、台風の場合は、事前避難になるために、「自力でやってください」となっていることが大きな問題のようです。
とはいえ、避難してこられた方々は、一晩固い床の上で過ごすことになるので、車を持たない・高齢であるなどで、荷物をたくさん運べない方々のために、それを補って、安心して一晩過ごせるよう、避難者に寄り添った避難所とすべきではないかと思いました。「避難したら、帰りには具合が悪くなった」では困ります。自力では避難が難しい人も含め、どんな支援が必要なのか、災害支援のあり方を今後検証していくべきではないかと思いました。
単身や老老の高齢者世帯・障害を持った方々、子ども抱えた世帯など、日ごろから援助の必要な方々も視野に入れた、避難や災害支援をしていくべきです。
引き続き、災害時の市民に寄り添った支援については、市へ求めていきたいと思います。
我が家も、かなりの被害を予想していましたが、けがもなく無事過ごせたことに胸をなでおろし、屋内に入れていた植木鉢を元に戻したり、窓に張り付けたビニールテープをはがし、元の生活に戻りました。
災害多発の昨今、これからも災害の準備を怠らず、気をつけて過ごしていきましょう。
特別警報級と言われた台風の通過に、戦々恐々と準備をしました。
幸いにも、熊本市では予想された大きな被害とはなりませんでしたが、九州沖縄地域全体では、死者・けが人、家屋の倒壊等も発生するような被害が発生しました。
犠牲となられな方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災されたみなさまにはお見舞い申し上げます。
熊本市は、人的な被害として10数名の軽症者、住家の被害はあまりなく、市内での倒木等が報告されていました。
それでも、市内145カ所の避難所に最大時で1万人を超える方が避難されました。
6日から7日まで開設された避難所の様子を6日に調査に行きました。
今回は、自力で物資を調達して避難するようにとの呼びかけがなされたので、避難者はそれぞれに敷物・毛布類、食料や水などを持って避難所に来られていました。
市がすべての避難所に複数の職員を配置し、受け入れや避難者の見守りを行っていました。
新型コロナの状況下でもあり、間隔をとって場所を確保するような対応もされていました。
しかし、高齢者の避難も多かったので、自力避難とはいえ、何でも運べるわけでもなく、必要に応じ、毛布等の貸し出しや物資の提供もすべきではないかと思いました。
数カ所見て回った後、市へ連絡し、改善を口頭で要望しましたが、実際は対応がかないませんでした。
各避難所の備蓄倉庫が活用されなかったこと、備蓄倉庫の中にはわずかな備蓄しかなく、毛布も入っていなかったことで、すぐに手を打つことができなかったのです。
地震等のように、大きな被害が目の前に発生しているのと違い、台風の場合は、事前避難になるために、「自力でやってください」となっていることが大きな問題のようです。
とはいえ、避難してこられた方々は、一晩固い床の上で過ごすことになるので、車を持たない・高齢であるなどで、荷物をたくさん運べない方々のために、それを補って、安心して一晩過ごせるよう、避難者に寄り添った避難所とすべきではないかと思いました。「避難したら、帰りには具合が悪くなった」では困ります。自力では避難が難しい人も含め、どんな支援が必要なのか、災害支援のあり方を今後検証していくべきではないかと思いました。
単身や老老の高齢者世帯・障害を持った方々、子ども抱えた世帯など、日ごろから援助の必要な方々も視野に入れた、避難や災害支援をしていくべきです。
引き続き、災害時の市民に寄り添った支援については、市へ求めていきたいと思います。
我が家も、かなりの被害を予想していましたが、けがもなく無事過ごせたことに胸をなでおろし、屋内に入れていた植木鉢を元に戻したり、窓に張り付けたビニールテープをはがし、元の生活に戻りました。
災害多発の昨今、これからも災害の準備を怠らず、気をつけて過ごしていきましょう。