「教育委員会会議」を傍聴

1月27日、毎月1回、定例で開催されている「教育委員会会議」を傍聴しました。
最近は、忙しいことが多かったので、久しぶりの傍聴となりました。
傍聴席には、私のほかどなたもいらっしゃらなくて、傍聴人1名でした。

今回は、2月21日に開催となる3月議会の前とあって、2014年度の新年度予算や議会に上程される議案についての審議が予定されていました。


議案・協議事項・報告は、以下のとおりです。

【議案】
①市立高校条例の一部改正について
②市立小学校および中学校設置条例の一部改正について
③学校給食共同調理場設置条例の一部改正について
④博物館条例の一部を改正する条例について
⑤社会教育委員条例の一部を改正する条例について

【協議】
①H26年度当初予算の要求状況について
②教育振興基本計画の見直しについて
③一律幼稚園基本計画（素案）について
④特別支援学校小・中学部整備基本計画（素案）について
⑤学校規模適正化基本方針（素案）について
⑥いじめ防止基本方針（案）について

【報告】
①体罰調査結果について
②H26年度小中学校管理職採用選考試験の結果について
③H26年度全国学力・学習状況調査の実施について
④市立高等学校におけるH26年度使用予定教科用図書について
⑤H25年度第4回定例市議会報告について
⑥特別史跡熊本城跡の現状変更について
⑦広報・広聴関係について




合計18項目の事案が、準備されていましたが、議案5項目のすべて、協議事項6項目のすべて、報告の①②については、審議非公開のため、傍聴できたのは、報告の③～⑦だけでした。報告は聞くだけなので、肝心な議案・協議事項はすべて「非公開」です。

熊本市は、公の会議について「原則公開」となっています。教育委員会会議も「公開」されていることになっていますが、実際はほとんど「非公開」の会議として開かれています。なぜ、審議のほとんどが「非公開」となるのか、それすらわからないというのが現状です。
これでは、公開されている会議でも、市民が忙しい時間を割いて傍聴に来ないことにうなづけます。

開かれた「教育委員会」としていくべきと思います。



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