原爆死没者慰霊式典に参加・・・・・被爆者の願いを受け止めて核兵器の全面廃止への決意新たに

７月１３日、熊本市中央区にある県民交流会館パレアホールにおいて、熊本県被爆者団体協議会の主催による県原爆死没者慰霊式典が開かれ、参加しました。
昨年は、被爆者の方々の高齢化に加え、熊本地震の影響もあって居住地を移されている方々もいらっしゃるなど、さまざまな理由から中止されていました。
今年の慰霊式典も、次年度の開催は極めて難しいという中での開催となりました。
今回は、短時間の式典の後、原爆被害について考え合うプログラムが用意されていました。
特別な許可を得て、NHKによって編集された「原爆死」という特別企画のDVDも上映されました。

毎年、この慰霊式典でお会いしてきた被爆者の方々も、年々齢を重ねられ、来られなくなった方、来られている方も本当にお年を召されたと思いました。
昨年は、被爆者の方々の長年の願いと運動が実を結び、国連で核兵器禁止条約が締結されました。
１日も早く、条約が発効されていくためにも、世界で唯一の実戦による被爆国である日本の政府の姿勢は大切だと思います。
日本が一日も早く批准して、発効の運びとなるよう、私も核兵器廃絶の取り組みに積極的に参加していきたいと思います。

熊本では、毎月６日・９日に定期的に実施されてきた原水協の「６・９行動」が２０年を迎えるなど、地道な取り組みがあります。
子どもたちに核兵器も、戦争もない、平和な社会を手渡していけるよう、頑張りたいと思います。