上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

共産党が議席を減らした市議会、早速発言時間の削減

2019-05-12 06:03:04 | 熊本市議会
5月10日、新たな議会で初めての会派代表者会議がが行われました。5月15日に開かれる臨時議会に向けての議会運営委員会に代わる会議です。
日本共産党熊本市議団は2名となったために、メンバーに加わることができないので、オブザーバーとして参加しました。
臨時議会へ提案される議案の説明や臨時議会の流れなどが話し合われましたが、合わせて議会運営の申し合わせ変更が提案されて、予算決算委員会の総括質疑と締めくくり質疑の発言時間削減が提案され、全員賛成で決められました。

内容は、以下の通りです。
総括質疑:「会派人数✕5分+10分」→「会派人数✕5分」•••••共産党市議団は2人で20分の発言時間が、半分の10分になります。
締めくくり質疑:「会派人数によらず、1会派15分」→「会派人数✕5分」•••••共産党市議団は、15分から10分に減ります。
一方で、大きな会派の締めくくり質疑時間は大幅に増やされます。

私は、オブザーバー席から発言の許可を求め、許可されたので、反対と再考を求める意見を述べました。
言論の府である議会が、発言に制限を加えていくことは自殺行為です。
特に、もともと少ない少数会派の発言時間をさらに削減するような改悪は絶対にすべきではありません。
これまでもさまざまな形で発言への制限や時間の削減が行われてきましたが、それは議会の活性化に逆行することです。
議会は自由闊達な議論が保障され、特に少数会派の発言の場も保障されるべきです。
私たち共産党市議団は、発言時間は削減されましたが、活用できる時間をせいいっぱい使って、市民のみなさんの声を議会に届けていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする