上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

幼児期の特別支援教育の充実を!・・・熊本市私立幼稚園・認定こども園PTA連合会との意見交換会

2019-05-16 14:38:02 | 議員活動
5月16日、熊本市私立幼稚園・認定こども園PTA連合会と市議会議員との意見交換会が行われ、ご案内があったので参加しました。
「熊本の子どもの未来を考える意見交換会」と題された会には、市議会の5つの会派から17名が参加しました。
主なテーマは、これまで連合会で学習も重ねられてきた「幼稚園・認定こども園における特別支援教育」についてでした。幼児期における特別支援教育に関する全国の政令市の取り組みの資料も準備されていました。
昨年12月には、「⓵インクルーシブ教育の環境整備、⓶各園への専門家の定期巡回、⓷4歳児健診の実施、⓸子どもの相談窓口の増設」という4項目での市長への要望書が提出されています。
その実現の立場での意見交換、そして10月に予定される幼児教育の無償化についてもお尋ねがありました。
参加された保護者の方々から、率直な意見が述べられました。
・市の発達支援センターへは、相談しても対応まで何カ月も待たされる。
・各園にいる「発達支援コーディネーター」について保護者に周知されておらず、活用できにくい。
・子ども発達の遅れに気づくのが年中組になったくらいというのがあるので、4歳児健診を実施してほしい。現行の7カ月健診、1歳半健診もいろいろ相談できるよう丁寧にやってほしい。
・市内にたくさんある幼稚園・認定こども園、どこもでも発達支援について熟知して、保護者の不安に応えられるようにしてほしい。
・行政の専門的な機関を充実するとともに、身近な場所で相談ができるようにしてほしい。
などなど、率直な意見が出され、現場の状況がよくわかりました。
今後も、このような意見交換を重ねていくことや、学習を積み重ね、私たちも情報交換しながら、幼児期の特別支援教育の充実が図られていくように連携していきたいと思いました。


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