上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

蒲島熊本県知事の川辺川ダム建設容認発言に抗議の緊急街頭宣伝

2020-11-20 09:32:22 | ダム問題
11月19日、蒲島郁夫熊本県知事は、球磨川流域の治水について「川辺川ダム建設」をすすめる立場を表明し、国へも求めていく考えを示しました。
12年前、住民の世論に応え、『川辺川ダム建設中止」を自ら表明していた、その立場を180度転換するものです。
しかし、ダム建設容認の根拠となっている、国が示した川辺川ダムがあったならば7月豪雨災害の被害6において浸水面積を6割減らせたという数値について、その根拠は示されていません。
7月に被災した流域住民からも、「市房ダムが緊急放流していたならば、もっと被害が大きかったはず。ダムは危険」という声が多数寄せられています。
かけがえのない自然・清流を壊し、想定外の水害には機能せず、むしろ危険で、莫大な費用を必要とするダム建設を、何ら検証しないで、住民の意見も聞かずに推進しようとするのか、住民不在の知事の姿勢は許されません。
「流水型の穴あきダムならばいいのではないか」という曖昧な考えで、ダム建設を容認するわけにはいきません。
日本共産党熊本県委員会は、知事がダム推進を表明した11月19日夕、熊本市中央区中心商店街で、知事のダム推進表明に抗議する緊急街頭宣伝を、橋田芳昭衆院選熊本2区予定候補、山本伸裕県議と共に行いました。
「危険なダムはいらない!」、この声を大きく広げていきましょう。
11月22日(日)午後2時より、熊本市中央区の熊本市国際交流会館で、「ダムから清流を守りたい県民集会」が開かれます。集会を成功させて、民意を示していきましょう。


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