上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

熊本市民病院の初診料・再診料、毎年のように値上げ

2022-06-22 19:24:09 | 熊本市政
市民病院の初診料・再診料の値上げ
コロナ禍に逆行する市民負担増

初診料5,500円⇒7,700円、再診料2,750円⇒3,300円
 国の2022年度診療報酬改定により、厚生労働省の関係法令が改正され、熊本市民病院の初診料ならびに再診料が改定されます。
 初診料・5,500円⇒7,700円
 再診料・2,750円⇒3,300円
初診料は1.4倍、再診料は1.2倍の値上げです。(金額は税込)
市民病院条例が改正され、今年10月1日から施行となります。 
 熊本市民病院は、一般病床200床以上の「地域医療支援病院」であるために、初診料・再診料の徴収金額が国の基準を下回らないことを義務付けられています。(国の基準額は、初診7,700円、再診3,300円)
 そのために、やむなく改定となりました。年間の値上げ影響額は、約136万円です。
物価高騰に追い打ちをかける市民負担増
政府の経済失政に、長期コロナ禍・ウクライナ情勢も加わり、今年4月以降物価が急高騰しています。一方で、高齢者は年金が下がり、労働者は賃金が上がらず、暮らしはたいへんです。
今回の初診料・再診料の値上げは、国の制度改定によるものとはいえ、厳しい市民生活に追い打ちをかけるものです。
しかも、2019年に新病院が開設されて以降、毎年のように値上げとなっています。
2019年10月 770円⇒3,300円
2021年8月 3,300円⇒5,500円
2022年10月 5,500円⇒7,700円  
国も自治体も、安心できる医療の提供こそすすめていくべきです。
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