12月5日、一般質問を行いました。
今回の報告は、12月1日に耐震性能分科会の結論が報告された「市庁舎建替え」問題です。
市民不在、建て替えありきの市庁舎整備の問題点を指摘
非公開の「耐震性能分科会」が出した結論は受け入れられない
市の耐震調査を追認して「耐震性能が不足」の結論
12月1日に開かれた「庁舎整備有識者会議」に、1年余りにわたり7回開催されてきた「耐震性能分科会」の審議結果が報告されました。1回目と6回目の後、4~5カ月間の空いた開催で、報告は12月にずれ込でいます。10月までには報告し、市長選の争点として、市長の見解が示されるべきでした。市民不在の産物と言えます。
さらに、結論は「耐震性能が不足する」というものでしたが、内容は市の「耐震性能評価」を追認し、説明するだけのもので、理解し難い結論です。
「会議録」も公表しない隠ぺい体質の耐震性能分科会
耐震性能分科会は、会議の公開は審議に支障があると、「非公開」で開催されてきました。議会では、「審議終了後は適宜適切に公表する」と説明されてきましたが、とりまとめ結果と資料は公開されたものの、会議録は要旨のみ公開で、7回の部会で審議がどう行われたのか、全くわかりません。建替えの是非に関わる「耐震性能」の検証が「非公開」であったことは大きな問題であり、会議録を公開しない市長の姿勢は問われます。
有識者会議に、「防災拠点」と決める権限はありません
耐震性能分科会は、「市役所が防災拠点」ということで、耐震性能を検証、地震動を1.2~1.5倍割増し、「耐震性能が不足」と結論付けました。しかし、市役所を防災拠点とすることは、議会も了承しておらず、有識者会議の諮問文にもありません。有識者会議に建替えの是非を決める権限はなく、「市庁舎は防災拠点」と決めることは、越権行為であり、そうして出された結論は受け入れられません。建替えの是非を決めるのは市民です。
12月議会中に、有識者会議・耐震性能分科会の報告を受けて、市議会の庁舎整備特別委員会が開かれます。
引き続き、市民不在の庁舎整備の問題点を指摘していきたいと思います。
今回の報告は、12月1日に耐震性能分科会の結論が報告された「市庁舎建替え」問題です。
市民不在、建て替えありきの市庁舎整備の問題点を指摘
非公開の「耐震性能分科会」が出した結論は受け入れられない
市の耐震調査を追認して「耐震性能が不足」の結論
12月1日に開かれた「庁舎整備有識者会議」に、1年余りにわたり7回開催されてきた「耐震性能分科会」の審議結果が報告されました。1回目と6回目の後、4~5カ月間の空いた開催で、報告は12月にずれ込でいます。10月までには報告し、市長選の争点として、市長の見解が示されるべきでした。市民不在の産物と言えます。
さらに、結論は「耐震性能が不足する」というものでしたが、内容は市の「耐震性能評価」を追認し、説明するだけのもので、理解し難い結論です。
「会議録」も公表しない隠ぺい体質の耐震性能分科会
耐震性能分科会は、会議の公開は審議に支障があると、「非公開」で開催されてきました。議会では、「審議終了後は適宜適切に公表する」と説明されてきましたが、とりまとめ結果と資料は公開されたものの、会議録は要旨のみ公開で、7回の部会で審議がどう行われたのか、全くわかりません。建替えの是非に関わる「耐震性能」の検証が「非公開」であったことは大きな問題であり、会議録を公開しない市長の姿勢は問われます。
有識者会議に、「防災拠点」と決める権限はありません
耐震性能分科会は、「市役所が防災拠点」ということで、耐震性能を検証、地震動を1.2~1.5倍割増し、「耐震性能が不足」と結論付けました。しかし、市役所を防災拠点とすることは、議会も了承しておらず、有識者会議の諮問文にもありません。有識者会議に建替えの是非を決める権限はなく、「市庁舎は防災拠点」と決めることは、越権行為であり、そうして出された結論は受け入れられません。建替えの是非を決めるのは市民です。
12月議会中に、有識者会議・耐震性能分科会の報告を受けて、市議会の庁舎整備特別委員会が開かれます。
引き続き、市民不在の庁舎整備の問題点を指摘していきたいと思います。