一般質問報告その３・・・現行の「健康保険証」を残すべき！

現行の「健康保険証」を残すべき！
国へ「現行の健康保険証」を残すよう求めて
トラブル発生が止まらないのがマイナ保険証です。
８月２４日、厚生労働省は、マイナンバーカードとのひも付けができず、健康保険証として利用できないものが約77万件あるとの調査結果を公表しました。ひも付けはマイナ保険証の大前提であり、それができていない欠陥は、制度の根幹にかかわります。
全国保険医団体連合会の調査では、約１万の医療機関からの回答で、65％5493医療機関がトラブルを経験しています。
介護事業所等ではカードの管理・使用が難しく、対応しきれないとの声があります。
しかも、トラブル解消には、事業所職員がつきっきりで、全員がマイナ保険証になれば、医療機関も介護事業所もパンクすると悲鳴が上がっています。
こうしたトラブルを放置して保険証を廃止すれば、とんでもない事態になります。
現在、マイナンバーカードそのものを返納する人も増え、本市でもカウントし始めた６月から２カ月で64件の自主返納があり、毎日誰かが返納している状況です。
トラブル続きのマイナ保険証はいわば欠陥商品です。車でも欠陥が見つかればリコール、欠陥商品を売り続けたら悪質業者です。
欠陥商品のマイナ保険証を発行し続けたら熊本市が悪質業者になってしまいます。
マイナ保険証は一旦見合わせ、今は健康保険証を残すべきです。
一般質問では、国に対し、現行の健康保険証を残すよう求めました。