11月22日、新宿で「地上げ屋問題」学習交流集会が開かれた。当日は、借地が底地業者に売買され、業者から「売るか買うか。借地のままは認めない」と言われ面会を強要されている借地人20名が参加した。
最初に、東借連常任弁護団の田見高秀弁護士が組合の紹介で入会した借地人の所に押し掛けてきた業者の追出し行為について東京と埼玉の事例を紹介した。インターホーンの写真や借地している土地に「この土地売ります」の看板。また、城北法律事務所の種田和敏弁護士からは、借地人とこの会社の営業担当のやり取りの音声などが報告された。業者の担当者は借地人が買い取りを断ると「貸したものは返さなあかん」「もっと仕事せい」など言いたい放題の罵声を浴びせていた。
参加者からは「その営業担当者の行為は、かつての地上げ屋や数年前のサラ金の取り立て業者のようだ」などの感想が出された。また別の参加者からは「借地人の方はここまでよく冷静に対応している。私にはできないが参考になった」、「相手にしないで組合や組合の弁護士に任せた方がよい」などの意見が出された。組合としては、個別に対応しながら①今後もこのような学習交流会を引き続き計画していく。②このような事例をもって国交省と交渉していく。③マスコミなどにも実態を紹介して取り上げるようにすることを確認した。(東京借地借家人新聞12月号より)
最初に、東借連常任弁護団の田見高秀弁護士が組合の紹介で入会した借地人の所に押し掛けてきた業者の追出し行為について東京と埼玉の事例を紹介した。インターホーンの写真や借地している土地に「この土地売ります」の看板。また、城北法律事務所の種田和敏弁護士からは、借地人とこの会社の営業担当のやり取りの音声などが報告された。業者の担当者は借地人が買い取りを断ると「貸したものは返さなあかん」「もっと仕事せい」など言いたい放題の罵声を浴びせていた。
参加者からは「その営業担当者の行為は、かつての地上げ屋や数年前のサラ金の取り立て業者のようだ」などの感想が出された。また別の参加者からは「借地人の方はここまでよく冷静に対応している。私にはできないが参考になった」、「相手にしないで組合や組合の弁護士に任せた方がよい」などの意見が出された。組合としては、個別に対応しながら①今後もこのような学習交流会を引き続き計画していく。②このような事例をもって国交省と交渉していく。③マスコミなどにも実態を紹介して取り上げるようにすることを確認した。(東京借地借家人新聞12月号より)