毎日新聞 2014年12月17日 19時48分(最終更新 12月18日 03時30分)
◇首都圏・関西圏、年収200万円未満の1767人回答
未婚で低所得の若者の4人に3人が親と同居せざるを得ない状況になっていることが、市民団体「住宅政策提案・検討委員会」(委員長=平山洋介・神戸大大学院教授)の調査で17日、分かった。
8月、インターネットで行い、首都圏・関西圏に住む20〜39歳で未婚、年収200万円未満の1767人(学生を除く)が回答した。
「親と同居している」は77.4%で、「年収50万円未満」は49.6%に上り、「住居費負担ができない」ため同居している人は53.7%だった。また、結婚できると思っている人は6.6%、予定がある人は2.5%しかおらず、貧困や同居が非婚を進めている様子が浮き彫りになった。
平山教授は「将来、親の介護や老朽住宅の補修などができない恐れもある。国は低所得者への家賃補助などをすべきだ」と話している。【柴沼均】
http://mainichi.jp/select/news/20141218k0000m040060000c.html
◇首都圏・関西圏、年収200万円未満の1767人回答
未婚で低所得の若者の4人に3人が親と同居せざるを得ない状況になっていることが、市民団体「住宅政策提案・検討委員会」(委員長=平山洋介・神戸大大学院教授)の調査で17日、分かった。
8月、インターネットで行い、首都圏・関西圏に住む20〜39歳で未婚、年収200万円未満の1767人(学生を除く)が回答した。
「親と同居している」は77.4%で、「年収50万円未満」は49.6%に上り、「住居費負担ができない」ため同居している人は53.7%だった。また、結婚できると思っている人は6.6%、予定がある人は2.5%しかおらず、貧困や同居が非婚を進めている様子が浮き彫りになった。
平山教授は「将来、親の介護や老朽住宅の補修などができない恐れもある。国は低所得者への家賃補助などをすべきだ」と話している。【柴沼均】
http://mainichi.jp/select/news/20141218k0000m040060000c.html