東京多摩借地借家人組合

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地上げ・底地買い被害者交流集会 6月14日にブラック地主・家主110番実施

2015年06月02日 | 明渡しと地上げ問題
 東借連主催による「地上げ・底地買い被害者交流集会」が5月24日午後1時30分から四ツ谷の主婦会館・プラザエフで開催された。

 集会では、東借連常任弁護団の種田和敏弁護士より、地上げ・底地買い被害者からの相談事例についてプロジェクターを使いながら報告された。

 地上げ屋の手口の特徴とし、「突然、自宅に訪問し、地主から底地を買ったが、もう貸すつもりはないから立退け、立ち退きたくないなら底地を買えと、怒鳴り込み口調で威圧的に言う」、「玄関先で近所に聞こえるように大声で怒号を浴びせる」など悪質な行為の特徴が指摘。借地人が「立ち退かない、底地を買わないと」と言うと、激しい罵声を浴びせる場面を録音した音声が再生された。
 地上げ屋から脅された練馬区と埼玉県の2名の組合員から経過説明が詳しく報告され、警察に相談しても「民事問題なので当事者で話し合って」と全く動いてくれないなどの問題を訴えた。地上げ屋と対面した足立区借組の梅澤組合長は「借地人の人格を否定する発言で脅迫する」と訴えた。
 種田弁護士から裁判所に訪問禁止の仮処分を行うと、借地人への訪問が止むなどの対応が報告され、地上げ屋への対応等について質疑応答が行われた。最後に被害対策弁護団の事務局長の田見高広弁護士より被害の掘り起こしを行うため、「ブラック地主・家主110番」を6月14日に実施することなどが提起された。(東京借地借家人新聞より)

ブラック地主・家主110番

6月14日(日)10時~16時

電話 03-5956-2510
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