JR常磐線北千住駅から徒歩7分の千住地区で親の代から宅地17坪を賃借する加世田さん(仮名)は6月に地主から底地を買い取ったT建物の社員が来訪し、いきなり買取り価格を提示され驚いた。
加世田さんは東借連のホームページで組合を知り、早速電話で相談した。組合では建物登記が済んでおれば、新賃貸人からの明渡し要求にも、新規の契約締や地代増額要求にも応じないことができる。新賃貸人に対し対抗力があり、賃貸人は借地権を認めなければならない。
また、T社の社員には土地の登記簿謄本を提示させ新賃貸人か確認し、地代の支払い方法も確認するよう注意する。
加世田さんに「買取りを検討する時は相手の提示金額を考慮するのではなく、自身の経済状況を踏まえて生活に無理のない金額を提示し、交渉が整わない時は打ち切ることが重要」とアドバイスした。売買交渉を打ち切ることは商法の鉄則であると説明した。
(東京借地借家人新聞より)
加世田さんは東借連のホームページで組合を知り、早速電話で相談した。組合では建物登記が済んでおれば、新賃貸人からの明渡し要求にも、新規の契約締や地代増額要求にも応じないことができる。新賃貸人に対し対抗力があり、賃貸人は借地権を認めなければならない。
また、T社の社員には土地の登記簿謄本を提示させ新賃貸人か確認し、地代の支払い方法も確認するよう注意する。
加世田さんに「買取りを検討する時は相手の提示金額を考慮するのではなく、自身の経済状況を踏まえて生活に無理のない金額を提示し、交渉が整わない時は打ち切ることが重要」とアドバイスした。売買交渉を打ち切ることは商法の鉄則であると説明した。
(東京借地借家人新聞より)