区内千住地域で宅地約40坪を賃借する崎山さん(仮名)は昨年7月K社から「ご挨拶」という地主からK社に管理移行した旨の通知書を受取り、 本年2月K社の代理人というM建設の社員が訪ねてきた。社員はK社が地主から底地を買い受けた旨を説明し、できれば借地権買い取りを求め2千万円を提示して帰った。
崎山さんは三代にわたり百年以上千住に居住し、地主とは土地賃貸借契約書はなく、半年払いの地代を持参していた。
崎山さんの息子さんは父親に代わって組合に相談に来た。組合ではK社に土地の所有権移転の登記が済んでいるかを確認し、未登記であれば、早急に登記するよう約束させる。約束が実行されないときは新地主とは認めない旨をM建設社員に伝え、交渉は組合事務所で行うことを了解させることを助言した。
3月の組合事務所での話し合いで崎山さんは「生まれ育ったこの家から出ていきたくない」と主張し、組合では登記簿提示を要求し、話し合いの継続を確認した。(東京借地借家人新聞より)
借地借家問題のご相談は
東京多摩借地借家人組合まで
☎ 042《526》1094
崎山さんは三代にわたり百年以上千住に居住し、地主とは土地賃貸借契約書はなく、半年払いの地代を持参していた。
崎山さんの息子さんは父親に代わって組合に相談に来た。組合ではK社に土地の所有権移転の登記が済んでいるかを確認し、未登記であれば、早急に登記するよう約束させる。約束が実行されないときは新地主とは認めない旨をM建設社員に伝え、交渉は組合事務所で行うことを了解させることを助言した。
3月の組合事務所での話し合いで崎山さんは「生まれ育ったこの家から出ていきたくない」と主張し、組合では登記簿提示を要求し、話し合いの継続を確認した。(東京借地借家人新聞より)
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