ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

私の長年の読者がご自分のブログに投稿した文章

2017-06-08 13:22:45 | エッセー
 何年か前にスタジオでさまざまなセミナーを開いて、全国から読者の方が参加して
下さったのですが、Aさんは兵庫県から出席した下さった方です。
 このメールは大変嬉しかったです。今でも時折知らない方からメールや、お便りを
頂く事がありますが、これは「物書き冥利」につき、またヤル気や、元気を頂きとても
有難いことです。Aさんにお断りしたので、元文のままご紹介いたします。
 

☆メンターのような存在
まだYOGAに出会う前の、20代の頃「マインドコントロール法」という本に出会いました。
マインドコントロール法―自分に負けない心と体の処方箋 (知的生きかた文庫)Amazon.co.jp


 著者は、小池能里子さんという、カウンセラーで、ソシアルダンスやYOGA講師もやって
いる方でした。内容がとても分かりやすかったので、他の本もと探してみたら、当時、この方
はたくさん本を出されていて、次々に読んだ記憶があります。
その後何度も引っ越しをしましたが、上記の本ともう1冊は、20年以上経った今も本棚に、そして
YOGAの勉強を始めた頃、この先生のブログを発見しました。
何だかとても懐かしく思い、自分のYOGAの道筋には、この先生の本の影響もあるのかな・・・
と漠然と感じて、東京の先生のすうたじお行われたセミナーに参加しました。
 その後はお会いする機会はないけれど、先生のブログはほぼ毎日更新されているので、いつも
楽しみに読ませて頂いてました。私は、ヨーガ・ニケタン日本支部で学び、聖名も日本で受けました。
そして去年念願のインドに行って、デリーのニケタンでアルタ、ラリナ両師に再会した時、ふと
以前読んだブログに、お若い頃の両師と能里子先生が一緒に写っている写真がUPされていたこと
を思い出しました。

不思議なご縁を感じて、帰国後、両師の写真と旅の感想を先生にメールした
ところとても喜んで下さって、それを機に、時折メールをやりとりさせて頂くようになったのですが
ここ2か月ほど、ブログの更新がなくちょっと心配で・・・
 そうしたら、ついこの間「読売新聞の投稿欄に載りますので見て下さい」というメールが届きました。
先生お元気なんだ!良かった~、と思い、ブログ更新されてないんで心配してましたとお返事したら
「ブログ一日も休んでません。急にお引越ししました・・・」というお答えが!
 慌てて検索かけ直したら、確かに先生は別のURLで、ず~っとブログを書き続けていらっしゃいました。
2か月分を次々と読みながら、能里子先生のバイタリティと、柔らかな感性をいっぺんに受け取って
自分の中の可能性がほんの少し見えてきたような気がしました。
 

 実は私は、去年の冬あたりから、更年期なのか、心身共にしんどい日が続いて、仕事も家事も
ふわふわというか、あっぷあっぷというか・・・なんとも心もとない時間を過ごしていました
(この話はまた後日少しずつ書きます_| ̄|○)。
でも、先生の「すべての根本は自分を好きになることです」という言葉を改めて読んでぐいっと
腕を引っ張ってもらえたような気持ちに・・・!
 能里子先生は、現在81歳。私の母よりも年上ですが、ブログの中の先生は本当に可愛らしく活動的で
認知症7年目のご主人様ととても仲良く過ごしていらっしゃるようです。
 何より、毎日ブログ更新というのが本当に凄い・・・尊敬します!
1度しかお会いしたことはないけど、私にとってはメンターのような存在です。
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思い出の立ち葵に会いたくて

2017-06-08 07:24:49 | エッセー
 先日の読売新聞の記事で、葛飾区の川のほとりに700メートルにわたって
立ち葵が咲いていると出ていた。これは私の幼児体験だが、多分、3・4歳の
時に、とても暑い日にきれいな若いお姉さんに手を引かれ、「能里子ちゃん
見てこのお花とてもキレイでしょ!」と、立ち止まって見上げたのが大きな
立ち葵の花だった。
 
 私が初めて「お花はキレイなものだ」と意識したのは、多分この時だと思う。
その情景は今でも私の脳裏に、原風景のようにしっかりとインプットされていて
今でもとても大好きな花だ。ネットで調べても分からず、葛飾区役所に問い合
わせたらJRの新小岩駅からバスで行くことが分かった。
 午後仕事をして神経が疲れたなと思ったら、それを思い出し気分転換を
するためにも、どうしてもそのお花が見たくなった。

 感覚的な私は思いたつと、ガマンできず即行動するが、日差しもなく涼しい
から丁度良いと家を出た。初めて行った新小岩の街は閑散としていて、バスは
あまりなく、タクシーでそこを往復した。イメージとは少し違って、川沿い
の民家側に咲いていた。私はタクシーに待って貰って、しばらく歩いたが人影は
まったくなかった。ピンク、白、黄色、濃いピンクと4色だったが、背がとても
高い立ち葵が沢山咲いているのを見たのは初めてで、とてもキレイだったが
幼い私の手を引いて「お花の美しさを教えてくれたのは、誰だったのだろう?」
としばらく考えてしまった涼しい午後だった。






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