ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子のアドバイス

2017-06-30 07:19:30 | 世界心理学会アドバイス
☆心の知能指数を高める
 知識とは「いろいろな物事を、理解はしていること」で、知恵とは、「ある問題
に直面した時の、決断や、判断など、物事を解決できる能力」を言う。
その知恵こそ、「心の知能指数」だと私はそう思っている。
カウンセリング・ルームを訪れる多くの人は、知識は豊富だが、「心の知能指数が」が
低い人が多いようだ。「心の知能指数」とは、アメリカの心理学者の「ダニエル、ゴールマン」
が書いたベストセラーで、日本では1996年7月に「EQ心の知能指数」と訳され講談社から
発売された。それからこの言葉が流行語となり、一般的になったが私は、それを読んだが
心理カウンセラーとして大変勉強になり、今でも時々引っぱり出しては読んでいる。
 
 IQ(知能指数)に対して原名「Emotional intelligence」にちなんで、EQと
造語されそれが「心の知能指数」と解釈された。それを一言で表現すると、いくら
知識があっても、知恵がなければ、大成はしないと言う内容だ。
 その本の内容を要約すると……  
  1: 自分自身の内面を理解すること。
     性格、価値観、考え方、行動パターンなど。
  2: 感情をコントロールできること。
     怒り、不満、攻撃心、敵対心、嫉妬心など他人に向けられるもの。
     悲しみ、悩み、不安、内罰心など自分自身が抱える問題。
  3: 他人と協調したり、共感したりできること。
     相手に迎合することではなく、主体性を持ちながら、素直にそう思えること。
  4: 前向きに考えること。
     楽観的と悲観的との差は、人生を変えるほどインパクトが強い。
  5: 粘り強さ。
     ある程度の忍耐や、努力はどんな物事でも欠かせない。
     すぐに挫折したり、途中で投げ出したりしては、決して実現や達成はできない。

 また、これは私自身の考え方だが、これ以外に感謝や思いやりの気持ちを持つことも加えたい。 
その基本は自分を愛することで、自分に感謝できなければ、他人を愛したり、感謝したりする
ことはできないはず。思いやり、やさしさは、人間関係のもっとも大切な基本でこれは
人間関係を良くし、「幸せに生きるために不可欠の要素」だと思う。
  日常生活のごく当たり前のことでも、自然に感謝できると、心が安定し不平や不満が
 なくなるはず。入学や就職などに必要なのはIQだが、出世や、昇進や、幸せになるため
 にはEQが欠かせない。そう捉えると、賢く生きるためには「知識より、知恵が必要」
 なことは言うまでもない。多分世の中で大成している人の多くは、きっと「IQ」と「EQ」
とを、併せ持っているのだろう。もしもあなたが、人間関係が良くない、自分がコントロール
できない、また問題を抱えて悩んでいたとしたら、ぜひ参考にして頂きたいと思う。
コメント
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