ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

きっと私は発達障害?

2017-06-28 07:57:46 | エッセー
 今NHKテレビを見ていて、40歳の頭脳明晰なビジネスマンが、仕事がうまく
行かずうつ病になり、色々な病院を回って「発達障害」と診断されたようだ。
 脳の中の一部が発達せず、それらが原因で、これらは最近の社会情勢にもなって
いるようだ。これを見ながら私ももしかしたら「発達障害」かもと知れないと感じた。

 一時的にはこんな本に掲載された事もある私なのに、天真爛漫というか無邪気と
いうか、乙女チックと言うべきか、実に感受性が強く育ち切れていないと時折感じる。
 そのため、仕事面や対人関係では余程親しくない限り、かなり自分をコントロールしていて
常識的にふるまっているつもりだ。そのため、時折この年齢で「可愛い」などと言われてしまう
のは、やはり相当変わっているのかも知れない。
 そんな意味ではいつもかなりセーブしていても、最近ではもっとも 自分をさらけ出して
いるのは、今ご教示頂いている先生かも知れない。

 そう言えば「乙女を育てるのは大変」「幻惑されるよ」「クレージーだよ」と言わ
れている私は、やっぱり「発達障害」に違いない。
 一緒にいテレビを見ていた夫は、最後に「治療の方法がない」と結論が出たので
「ナンだって!」と、思わず二人で顔を見合わせて笑ってしまった。
でも・・・随分悩んで親しい精神科医に「心が年とる薬ないの?」と真剣に聞いて大笑い
されたけれど。自分でもしっかり認識している育ち切れない部分が、夫の認知症の進行を
抑えていることは(言語障害、ズッコケのため我が家は笑いが絶えない)紛れもない実事だ。
「どうせ治療しても治らないのであれば、自然体でいくしか仕方ない」と、私はすっかり開き
治って、気持が明るくなった今朝だった。
コメント
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