ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

傘が可哀そう!

2018-08-09 07:10:13 | エッセー
 台風のニュースに振り回されていた昨日、電車の中で30歳代位の女性が座って
いた。失礼ながら何となくだらしがない感じの人で、その足元に折り畳み傘が
置いてあり、両足で挟むように座っていた。濡れているようでもないのに
どうして脇に置くかひざに乗せないのだろう?大きなお世話か知れないが、私は
何だか気になり、傘が可哀そうになった。無意識なのか、電車が揺れるたびに両足で
傘を挟んでいる。

単なる小物かもしれないけれど、雨が降ったり、強い日差しを避けたりするため
に必要で大切なものだ。単なるモノでしかないのに、こんな気持ちを持つのは変なの
だろうか?でも、もしも私なら、あんなことは絶対にできないと思った。
いたって人並みで、あまりものを大切にするタイプではないが、何故かとても
気になった世田谷線の、大好きなピンク色の車両の中の出来事だった。
コメント
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