ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

日曜美術館「モネとマチス もう一つの楽園」を見て

2020-09-07 08:01:32 | エッセー

 私はクロードモネの絵に関しては沢山の思い出があるが、大昔知ったパリ郊外

のジベルニーにある、モネの花園は、は長い間憧れだった。

 カウンセリングルームのアシスタントで、フランス語を話せる人と二人で、パリ

へ個人旅行したのはそのためだったが、一体何年位前だったことだろう。

 春の美しい季節でジベルニーへ行くバスは、黄色い絨毯のように、広大な菜の花

畑が続いていた。モネの庭園は、私が想像したよりずっと広く、また美しかった。

またモネが亡くなるまで住んでいた家を見学したが、浮世絵も蒐集したようで

沢山展示されていた。モネが亡くなった寝室、そしてベッドも展示されていて

庭園が一望できるその部屋で、きっと毎日眺めていたのだろうと、私はしばし

感慨無量だった。

※庭園にあるモネの家

日本庭園」は道路を隔てたところで、地下で通じていたが、セーヌ川を引き込んだ

想像以上とても大きく広かった。その日は小雨が降っていたためか、より情緒的だった。

二度目に行ったのも春だったが、噂では1年間で3か月ほどしか開園していない

そうだが、友人の友人でやはりフランス語も分かる人と3人で行った。

 私はどうしても電車で行きたいと、3人で電車で行ったのも、とても懐かしい思い出だ。

※日本庭園

先日箱根一泊したが帰りに、モネの絵が沢山展示されているポーラ美術館へ

寄る予定だったが、成川美術館だけにしたけど、ぜひまた行きたいと思っている。

 マチスはニースに自分の楽園を築いたようだが、コートラジュールと言うが

南仏旅行した時ニ-スは雨が降っていたのに、海は蒼く美しく、私は大感動したの

も忘れない。熱心に番組を見ている私の傍で、夫も楽しそうに見ていたが、きっと

妻が好きなクロード・モネだから、関心があったようだ。

 朝から生まれて初めて「雨の境界線」を見たり、楽しい番組を堪能できた

私にはとても素晴らしい日曜日だった。

コメント
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