初めて見た逮捕劇

 下北沢のドコモへ行ったら「これから警察が来るので、少し取り込みますがよろし

くお願いします」と言われた。すると間もなく男性達が数人入ってきたが、とても

警察官とは思えない服装だった。係の人に聞いたら「偽造在留資格証明書」を

を見つけて、警察に連絡したようだ。二人を囲んで色々質問しているのが、嫌でも

耳に入ってくるが、決して鋭い言葉ではい、テレビで見るような取り調べ場面

でもなかった。明らかに犯人なのに、ごく普通に話していたのも驚いた。

　

　私はそれを何となく聞きながら、スマホについて教えて貰っていたが、さりげなく

観察していたら、その犯人らしい人達の腰に、ブルーの紐のようなものを巻き付けた。

　しばらくして一人が出て行ったが、3人の警察官が付き添っていた。

すると5分程して残りの一人を二人が付き添って外へ出たら、前に車が止まっていて

両側に付き添って乗り込み走って行った。この辺は多分梅が丘にある北沢警察の管轄

だが、生まれて初めて滅多にないこんな場面に遭遇したので、少々面白かった。

　長年生きていると、いろいろな事に出合うから、もしかして人生はエキサイティング

なのかも知れない。

帝国ホテルロビーのお花

　昨日帝国ホテルの結婚式に出席した娘から、私が大好きなロビーのお花が

ラインで送られてきた。このお花だけ見たくて、私は昔から何度帝国ホテル

へ通ったことだろう。それを良く知っているので、写メールをくれたのだ。

結婚式はまるでロイヤルウエディングのように素晴らしかったそうで、それも

何枚か送られたけれど、私はその鶏頭とは思えない美しい花の制作風景を移した

写真が最も嬉しかったし、娘の気使いがとても嬉しかった。

いろいろなホテルにはさまざまなお花が飾られているが、私は昔からこのお花が

ダントツ好きだった。

　　　　　　　　　

　今思い出したのはマチュピチュへ行った時、乗り換えた南アメリカで散々待たさ

れ、結局飛行機は飛ばず、急遽現地で一泊することになった。

　夜9時過ぎ暗い索漠とした道を延々と走るバス、私達はどんなところへ止まらせる

のだろう？と不安感で一杯だった。着いたのは立派な5つ星ホテル、ロビーには豪華

な沢山のバラが飾られ、私達は歓声を上げた。帝国ホテルのお花から、感動的だった

マチュピチュの懐かしい旅の思い出がよみがえった。