ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

 電車の中で考えたこと

2020-09-26 09:05:47 | エッセー

 先日山の手線に乗って本を読んでいて、ふと斜め前を見たらドアに前に立っていた

男性と目があった。こんな場合外国人なら「ニコッ」とするが、私達にはそんな

習慣はない。すぐに目を本に落とし読んでいた。とても面白い小説で過去に本を

読んでいて、昔は何度も乗り過ごした経験があるので、駅名を見ようとしたら

見えなかった。そこには体の大きな女性が立っていたからで、私は思わずその後ろ姿

を眺めながら(もしも私も気にせず食べていた、もしかしたらもっと太っていたかも

知れない)と思った。ドアの傍に立っていた男性は、すっぽり隠れてみえない。

         

 子供の頃戦時中でいつもお腹を空かしていたのに、私はふっくらとしていた。

今は想像も付かないが、昔は太っていると「丈夫そうだね」と言われた。

 私は体質的に太るようで、55歳までベスト体重だったのに、いくらコントロールして

も、ジリジリと体重は増えてきた。運動、食事、生活面などはまるでお手本のよう

だったつもりなのに・・・体質はやはり生まれつきなのかも知れないが、高齢なのにも

しも肥りたいと思ったら、いくらでも体重が増えるような気がする。

 そのメリットは、シワが中から埋まってくることで、そんな意味ではやや太めの

方が良いかも知れない。でも、もしも現在の私がそんな体系なら、検査数値も最悪で

もうとっくに死んでいたかもと、チラチラ前の30代位の女性の後ろ姿を見て考えた。

コメント
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