ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

地方に住む友人に久しぶりで会って

2022-09-16 04:01:04 | エッセー

 地方に住む友人と私は、同じ学会に所属している理事同士だが、この

2年間ほど学会は閉鎖状態で、上京した友人と昨日久しぶりで新宿で会った。

 彼女は教育者だったが、論理的で鋭い頭の持ち主で、弁も立ちとても

尊敬できる人だ。喫茶店で約2時間半近くおしゃべりしたが、その経歴や

家庭生活などを詳しく聞いて本当に驚いたが、信じられない程の苦労

をし、人一倍の努力をしたようだ。また、コロナの状況を気にせず、度々

上京するので、村八分にされているのだとか。

※ステキな笑顔のM子さん

 そんな話は聞いたことはあったが、具体的にその実情を聞いて

やはり地方は東京に比べて、かなり閉鎖的なのだと感じた。

 それに比べたら、私はなんと自由なのだろう。私の住む世田谷の

生活状態と比べたら、まるで雲泥の差の環境だ。

 それをものともせず、アクティブに行動する強さ、私にはとても

真似はできない。「迷惑をかけなければ何をしても良い」と生きて

いる私、それは健康で自立しているからこそだろう。

 帰りは出発する直前の小田急線に飛び乗り、梅が丘のエスカレーター

はもっと前だからと、走行中の電車の中を4両前までスタスタ歩いた。

 座席に座った途端に「あ!私86歳のオバーさんだっけ」と気づいて

可笑しくなった。彼女のエネルギーが移ったのかも・・・

 

コメント
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