ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

一人だけのディナー

2022-09-17 21:38:54 | エッセー

 明日早朝北海道へ3日間の旅のため、夫はショートステイする施設の

お迎えで出て行ったが、そのための説明を一体何度くりかえしたこと

だろう。多分ふつうの人は耐えられが、私は心理のプロだから、上手に

対応できる。全く記憶ができないのは、ときどき腹が立ちながらも

たまらなく可哀想な気がする。でも、忘れるのは悩まないから、羨ましい

と感じることもある。やはり今朝はあまり機嫌が良くなかった。

 認知症の夫を満10年介護度1で、適切な介護をした健気な私。

(これ誰でも言うのです)たまには自分をにご褒美のための旅だ。

留守中の事はすべて完璧に近くフォローしてある。今夜はある意味の

スタートかも知れない。いつも夫のために料理するが、今日は自分の

ためだけにちょっとリッチなディナーにしよう。久方ぶりにシャリアビン

ステーキにしようと上等な肉を買った。一人で飲むのもまた楽しかる

べきかな。早朝5時にタクシーが迎えに来る、寒さ対策のためと、毎日

着替えるので荷物は多い。そんな訳で3日間お休みします。

 台風の影響がなければ良いけのですけれど。大自然の中で

リフレッシュしてきまーす!!そのため3日間お休みします。

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敬老の日に思う

2022-09-17 04:16:53 | エッセー

  100歳の人は20年前の20倍になったそうだ。人生100歳時代と言われるが

私自身は長生き願望はなく、今現在でもう充分生きたと思っている。

 夫を幸せな状態で見送ったら、この世に全く未練などない。

でも、もしも生かされたとしたら、健康寿命を保ち、死ぬまで介護

されず自立した状態でいたい。今日「多分こんなこと考える人はいない

だろう」と思える「明確な目標を設定」したが、思えば若い頃から

それをくり返しながら、ずっと生きてきた。そのため絶えずアンテナ

を張り、最新の情報を知り、それらを元に自分なりの創意工夫続けている。

 医学的な治療を受けないで治した症状は、座骨神経痛など約5つある。

入れ歯も差し歯もなく、長年通っている歯医者さんは「患者さんの中

で小池さんが一番歯が良い」と褒められている。さらに若い頃からの

超低体温が、この5年間で明らかに上がった。長年身体面の指導者として

定期的プロのケアを受けていたが、それは80歳で止めた。

 でも、86歳になってかなり老化を感じ、また「トリーガーポイント療法」

を再開した。先生は「同世代の人とは全然比較にならない程スゴイ」と

言われた。それなどは、自分の年齢に合わせてレッスン法を変えたり

ケアを増やしたりし、工夫している努力の成果にほかならない。

 年齢を意識して「心身の若さと健康、見た目の若さを保てるか」が

私のライフワークだ。そのため、昨日は走行中の電車の中を、無意識に

4両もスタスタ歩いて、自分でも呆れたほど元気なのかもしれない。

 「これからどんな風に齢をとるのかしら?」と実は半分楽しんでいる。

「血のにじむような」「髪振り乱して」と表現される悲壮感は嫌いで

楽しみながらカッコよく生きていたい。そのため、そんな天性に生まれた

ことを朝から神様に感謝できた。

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