ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

いつも気持ちをフーンワリと思っているけど

2022-09-24 09:03:09 | エッセー

サー-ビス精神旺盛で、何時でも他人が喜ぶことをして上げたいと思う

性格だ。そんな行為は、思いやりホルモンと言われる「オキシトシン」

ホルモンが分泌され、自分の精神状態に大変良い効果がある。

 子供の頃からそんな性格だったので、もしも心理学を勉強しなかったら

「お節介」「親切の押し売り」「有難迷惑」などと言われるような

いやなバーさんにきっとなっていただろう。

 長年認知症の夫を介護しているが、数えれば満10年半、只の一度も

怒らせないからこそ、彼もまた生きている。心理のプロだからできた

介護で、穏やかで幸せな状態で毎日暮らせるように、色々工夫するのは

とてもやり甲斐がある。昨日は寝てばかりいる夫を誘って、散歩がてら

遊歩道を歩いてから、スーパーへ行った。

 雨もよいだったが、やはり外気に触れたり、買い物などに行くと

きっと気分転換になるし、運動にもなると思ったからだ。

 夫がいろいろな病気がありながら、90歳の今も食欲もあり元気なのは

やはり生命力が強いのだろう。そのため、最近ことに食生活に注意して

いるが、料理好きなのでそれもまた私の生きがいだ。

 介護は自分の知識や、夫の過去の行動などに大きく関わっている。

やさしい対応でと心掛けているが(実は今朝ある事で怒り、バカヤローと

3回も怒鳴ったが)夫はおちゃらけていた。そんな大らかな夫だから

やさしく介護できるのだ。後ろ姿の写真を見たら、なかなか姿勢が良い。

 時々姿勢矯正のトレーニングと、6年間二人で競技ダンスを踊っていた

からかも知れない、と感じた今朝だった。

コメント
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