ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

逃避は最高の防御法

2019-10-26 02:47:36 | エッセー

 生涯大学のクラスメートと長時間電話で話してたが、相変わらずその雰囲気は変わらない

ようで「やっぱり間違ってなかった」と感じた。呆れると言うより、何だか可笑しくなった

のは、それは学園祭で踊るラインダンスを一度だけ我が家で指導したが、ある人は私では絶対

に考えられないリアクションをしたそうだ。それは初めてラインダンスを教えたとき「右足から

出なければとてもやりにくい」など、その後もかなり色々言った人だった。

 

 ダンス教師としてのキャリアは長く、さまざまな年代の人に指導したが、過去に只の

一度もそんな経験はなくなく、「文句が多い人だな」と内心ビックリしたり、呆れたり

したことがあった。前述のことを言ったのはその人だと、私は初めて知ったが、他人

の好意も素直に受け取れず「歪曲して物事を捉える気の毒な人」だと思った。

 その他、指導する私を体調が悪いため出席しなかった会議を、皆なの前で二人の

男性からの攻撃、謂われなき敵意、非協調的な態度、私が話すことすべてにネガティブな

反応など、こんなことは生まれて初めてだった。

 

そのため私は先生に「ダンスの指導が終わったら退学します」と手紙を出したが、耐えきれず

即退学をした。アメリカでは代替医療として使われている、ヒーリング法「レイキ」私は大分前

からそのティチャーだ。また神道、仏道など精神世界の研鑽が長く、ヒーラーなのでインナーヴォイス

には敏感な方だ。また、心理カウンセラーとしても明言できる事実で、ネガティブな人の周囲には

見えないけれど、強いマイナスのエネルギーが渦巻いている。

 その影響を受けてうつ病になり、指導したケースもあり、興味がある勉強がしたくて入った

けど即行動を起こした。8分どうり振りつけが終わっていたので、残りは家でも指導できると思ったし

それならそう無責任ではないと判断した。先生には大変申し訳ないと思うが、正しい選択だった

と思っているし、決して後悔はしていない。

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日比谷公園ガーデンショー

2019-10-25 07:54:37 | エッセー

 かなり曇っていたが雨は大丈夫と思ったので、日比谷公会堂前(懐かしい日比谷公会堂は

相変わらず古色蒼然としていた)広場で開催しているガーデンショーを夫と見に行った。

何度か見たが、狭い空間にそれぞれに創意工夫した小さな庭が沢山あり、庭好きな私は大変面白かった。

苔があった庭をよく見たら、狭い空間に2種類の苔がびっしり植えられていたが、まるで深山のような雰囲気

茶室のような建物など、実にさまざまな趣があるお庭が作られていて、とても見事で夫と共にいろいろと話しながら楽しんだ。

 

 また「ハンギングバスケット」コーナーもあり、華やかさよりシックな花々が多かった。

ガーデンショーより数は多く、広場いっぱいに展示されていた。七夕のような大きな竹があり、テーブル

のセットがあり、そこには短冊や筆記用具が入った箱が置かれていた。私はその短冊に夫のこと、自分の

ことの願いを2枚書いたら、それを夫が高いところにつけてくれた。

 

 噴水、野外音楽堂を通り抜け、花の広場へ行ったが、雨もよいのためか人はまばらで

私達はそこで一休みした。霞が関から日比谷公園を抜けて、懐かしい日比谷駅までの

コースを歩くが、それは有楽町駅の電気ビルに勤めていた、数年前亡くなった親友に会う

ためこの道は何年歩いたかしらと、一瞬胸が痛くなった。

今にも雨が降り出しそうな日だったが、色々見ながら散歩した日比谷公園は、多分夫の感性を

相当刺激したはず、今年も都内の公園を歩いて、身近な自然の移ろいを夫と楽しみたいと思った。

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メールマガジン「まぐまぐ」今朝発信しまーす!

2019-10-24 07:41:20 | エッセー

1) 主婦は凄い!毎日いろいろな仕事をいている

2) 他人へのやさしさは自分も幸せになる

3) 認知症9年目の夫は優等生 (結婚式に出席)

 昨日のお天気とは全く違って、今朝はどんよりと曇ってうすら寒いですね。

1) を投稿しましたが、これを書きながら自分の昨日の行動を考えました。夫をデイホームへ送り出してからの、急いで洗濯をすませ、郵便局での用を済ませ、スーパーへ行き、安かったシイタケを5パック買いました。急いで家へ帰り、シイタケのいしづきをスーパーではさみで切り、ベランダへ干しました。それから新宿へ買い物へ行き、その帰りにもう一度スーパーで買い物エトセトラ・・・夫が帰る4時半まで片時も休みなく働き、我ながら素早いと感心しました。

 

「売っている干しシイタケは電気乾燥なので、ビタミンDは含まれない。直射日光で半乾燥させてから冷凍すると、食感もよくなりすぐ食べられる、最も効率が良いのは、冷凍すると体積がふえるため、爆発するのでその胞子が効率よく吸収できる」と、15年以上前に東京農大のカルチャーで学習しました。それから、シイタケが安い時に多めに買って、お天気の良い日に干して半乾燥して、冷凍して常備しています。また乾燥シイタケも作って、シイタケを効率よく食べていますが、友人達に教えて上げたらみんなシイタケが安い時に多めに買って、そのように効率よく、経済的に食べているようです。シイタケの価格は大変変わりますので、手間はかかりますが、安い時に買って作っては如何ですか?

 4時50分カウンセリングルームから見た空

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「めまい外来」を受診してから

2019-10-23 04:19:34 | エッセー

  多分2年半ほど前に夜中に「突発性良性頭位めまい症」を起こして救急搬送されたことがあった。

原因は不明だそうで二日ほど入院して退院した。めまい症が起きると、フラフラして歩けず、動くと吐き気

がして無論食べることができず、二日間で2キロ減ったこともあった。

それからも二回ほど起き、ホームドクターで点滴注射をすると2日ほどで良くなったが、私は認知症の夫を

介護しているので、食事の準備や世話ができず、寝ているだけでほとんど口を聞く気にはなれない。

 すると私が黙っているので、いつもおしゃべりな夫が無口になり、彼の精神状態に最も良くない。その後2度ほど

繰り返し、何とか良い方法をとアンテナを張ってある治療法と出会い、毎日それをくり返していたら、1年半ほど

起きず私は完全治癒したのだと喜んでいた。

 

 ところが今年の6月、7月、9月と3回続けて起き、点滴注射で治したが、一度精密検査をとホームドクター

にも勧められ、現在ある大学病院の「めまい外来」で検査を受けている。今までの精密検査では特に異常は

見つからなかった。血液検査をしてその結果を1週間後に聞く予定だったが、先生が「何か凄いものが

見つかったりして」と、私をからかうようにニヤニヤした。

その結果は過去にすべて正常だったのに、詳しくは聞かなかったが、多分尿酸値と、ヘモグロビロビンA1cが

やや高かったようだ。私は今まで内科のホームドクターや、整形外科の先生にも一度も言ったことがなかったが

飲酒量について正直に話したら、先生はとてもびっくりした。(多分先生はお酒が強くないようだ?)「いくら元気

でも年齢的にみてもとても量が多いから、そのまま続けていたら糖尿病になるかも」とまた笑った。

 

自分でも「いくら強くても毎日では少々飲み過ぎでは?」と思っていたので、実はストップがかかって内心嬉しかった。

 ビールやワインは大好きだし、あのフワーッと酔い心地は何物にも代えがたいが、飲まないと決めると、夫がそば

で飲んでいても全く飲みたくない。禁酒はしないが、ほとんど惰性で飲んでいたビールは「ホントに飲みたいとき

楽しいお付き合いのときだけ」と心に決めた。先日来診したときそれを先生にお話したら「すごいね!なかなか

やめられない人が多いのに」と褒められた。「でもね、めまい症の人はきちっとした人が多く、ルーズな人や

ちゃらんぽらんな人は起こさないから、あまり几帳面ではなく、ときどき手抜きしてくださいね」と言われた。

(確かに・・・)楽しんでやっているのだと思いながら、自分には結構厳しいところも実は認識している。

と言ってもあまりルーズでは、認知症の夫の介護も、自分の健康も若さも保てないしとは感じたが・・・

でも、それからときどき「ま、いっか!」的な気分になれたこの頃で、少し気分が楽になったようだ。

 

 ※          83歳のベテラン作家が伝える人生を楽しく生きるコツ

 (まぐまぐ編集の方が書いてくれた文です)

2019年2月から始めた有料メルマガ『小池能里子の「人生を思い通りに明るく生きるコツ」』は、著書43冊のベテラン作家・小池能里子が自ら日々実践してきた“明るく生きるコツ”をお伝えする手紙のようなメルマガです。あとちょっと頑張れば週末を迎える木曜日の朝に毎週お届けしています。

  ・認知症9年目ながら今でも優等生な旦那さんのこと

 ・歳を重ねても心も体も元気でいるためのポイント

 ・夫婦生活をより豊かに幸福なものするための工夫

 ・平凡な生活を楽しく生きるコツ

 ・人間関係をスムーズにする方法     

 ・不快な感情を素早く捨てる

 

ダンス教師、ヨガ指導者、心理カウンセラー(世界心理治療学会で発表)作家、表情筋トレーナー、ヒーラーなど、10以上の肩書き

を持つ小池能里子がコラムでお伝えしていきます。中でも認知症発覚から約9年、症状が進行していない旦那さんとの夫婦関係を良好

に維持する能里子流の介護術は、家族の認知症介護で苦労している人にひと筋の光明を見出してくれます。

 相談や質問も受け付けているので、お悩みがある方、話を聞いてほしい方もこのメルマガをご活用ください。登録した最初の月は

無料で読めるので、お気軽にお試しください。https://wwhw.mag2.com/m/0001685101.html

 

 

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雨の音を聞きながら・・・

2019-10-22 06:50:16 | エッセー

 夜中に時々目覚めるが、いつも雨の音が聞こえていた。

鉄筋で二重サッシの家では、よほど強い雨で中れば聞こえないので、雨脚は相当

強いのだろう。雨に次ぐ雨は被災者の方々にとっては、片付けも進まずどんなにか

ご苦労な事だろう。そう思うと本当にお気の毒でならない、まだ避難所で暮らす大勢の

方々のことを思うと、暖かい布団の中にいられることすら、何だか申し訳ないような

気持ちになる。さらにまた次の台風21号も大雨をもたらすようだが、そんな大勢の方々

のことを考えていたら、すっかり目が冴えてしまった。

 これほど広範囲にわたった自然災害は、過去にあったのだろうか?緊急体制で復旧工事

が進められているようだが、少しでも早く前の生活に戻られることを、祈ることしか

できない自分がもどかしく感じた。

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