◆お詫び 夫の体調が悪いため再投稿させて頂きます。
☆心の知能指数を高める
知識とは「いろいろな物事を、理解はしていること」で、知恵とは、「ある問題に
直面した時の、決断や、判断など、物事を解決できる能力」を言う。
その知恵こそ、「心の知能指数」とも言えるものだ。カウンセリング・ルームを
訪れる多くの人は、知識は豊富だが、「心の知能指数が」が低い人が多いようだ。
「心の知能指数」とは、アメリカの心理学者「ダニエル、ゴールマン」が書いたベスト
セラーで、日本では1996年7月に「EQ心の知能指数」と訳され講談社から発売
された。それからこの言葉が流行語となり、一般的になったが私は、それを読んだが
心理カウンセラーとして大変勉強になり、今でも時々引っ張りだしては読んでいる。
IQ(知能指数)に対して原名「Emotional intelligence」にちなんで、EQと造語
されそれが「心の知能指数」と解釈された。それらを一言で表現すると、いくら知識が
あっても、知恵がなければ、大成はしないと言う内容だ。 その本の内容を要約すると……
1) 自分自身の内面を理解すること。性格、価値観、考え方、行動パターンなど。
2) 感情をコントロールできること。ことに怒り、不満、攻撃心、敵対心、嫉妬心
など他人に向けられるもの。悲しみ、悩み、不安、内罰心など自分自身が抱える
問題など。
3) 他人と協調したり、共感したりできること。相手に迎合するのではなく、主体性を
持ちながら 素直にそう思えること。
4) 前向きに考えること。楽観的と悲観的との差は、人生を変えるほどインパクト
が強い。
5) 粘り強さ。ある程度の忍耐や、努力はどんな物事でも欠かせない。そのための
持続性が必要。すぐに挫折したり、途中で投げ出したりしては、決して実現や達成は
できない。
6) また、これは私自身の考え方だが、感謝や思いやりの気持ちを持つことも加えたい。
その基本は自分を愛することで、自分に感謝することができなければ、他人を愛したり
感謝することはできない。
思いやり、やさしさは、人間関係のもっとも大切な基本でこれは人間関係を良くし
「幸せに生きるために不可欠の要素」だと思う。日常生活のごく当たり前のことでも、自然
に感謝できると、心が安定し不平や不満がなくなるはず。入学や就職などに必要なのはIQだが
出世や昇進、また幸せに生きるためにはEQが欠かせない。そう捉えると、賢く生きるには
「知識より、知恵が必要」 なことは言うまでもないとに、きっときづかれた事でしょう。
多分世の中で大成している人の多くは、きっと「IQ」と「EQ」 とを、併せ持っている
人かも知れません。もしもあなたが、あまり人間関係が良くない、自分がコントロール
できない、また問題を抱えて悩んでいたとしたら、ぜひ参考にして頂きたいと思います。