家から5・6分ほどの遊歩道を歩いたが、新緑がみずみずしく、お花もとてもキレイだった。
雨が降りそうだったけれど、今の時期は「目のご馳走がいっぱい」と感じて、とても幸せな
気分になった。
家から5・6分ほどの遊歩道を歩いたが、新緑がみずみずしく、お花もとてもキレイだった。
雨が降りそうだったけれど、今の時期は「目のご馳走がいっぱい」と感じて、とても幸せな
気分になった。
不細工な私だったが生まれつき歯並びがよく、結婚するまで虫歯は1本も
なかった。小学生の時の歯の検診の時は、どの先生も必ず「きれいな歯だね」
と褒めてくれた。ところが結婚してから親知らずがまた生えてきて、歯茎の
余地ないためか、下の歯が少しギザッとして、きれいでなくなった。
※ パリ郊外ジベルニーの「クロードモネの庭園」
また、心身症のためだったか知れないが、やたらに歯が沁みて虫歯では
なかったのに、奥歯を削って詰めてもらった記憶がある。
無論治療済みの歯は何本もあるが、歯の痛みは一度も経験したことがなく、今も
入れ歯や差し歯は1本もない。日曜日がガマンの日なのは、それは1週間に一度の
「歯のホワイトニング」だから。ホワイトニングはマウスピースに薬剤を塗り
それを歯に被せるが、とても違和感があり気分が良くないので嫌いだ。
時間は2時間が理想だそうだ、でも私は1時間半にしているのは、くすんだ歯
になるより、多少ガマンしても、できるだけきれいな歯でいたいから。
目じりより口元の方が、より老化が目立つパーツだから、つややかな唇と、何時
までも少しでも白い歯でいたい。歯の手入れ法は40代にインドで習ったが、それ
以来毎日続けているので、まだ歯茎はきれいなピンク色だ。
口の中は人に見せる訳ではないが、白っぽい舌は嫌いだから、毎朝舌のケアも
している。それから赤ワィンは舌が真っ黒になるので、絶対に飲まない。
年齢と共にだんだん見苦しくなるが、見た目は年齢相応でも、多分私の「口腔年齢」
は相当若い」と思っている。そんな努力が大好きだから・・・
※二度行ったので沢山撮ったが最も大好きな1枚
大和書房 1998年8月発行)ハウツウ本がほとんどですが、数少ないエッセーでした。
※ 褒めてくれる友人はとても大切
私の尊敬する友人に、同人誌を主宰するIさんがいます。
彼女とはある新聞の投書欄がきっかけで、知り合いましたが、何故か波長が合いそれ
以来、ずっと親交が続いています。Iさんは長年幼稚園の先生をしていましたが
大分以前に退職し、同人誌をつくかたわら、短歌などを楽しみ、今は悠々自適に暮ら
しています。私より大分年配のIさんは今では、ホンネで話せる友人の一人で、カウン
セラー的な存在な人と言っても良いほどです。
Iさんはなかなかの名文家で、ある新聞の投書欄の常連です。
私は彼女の主宰する同人誌に、何年か投稿していたことがありました。
その度に「イキイキ弾んで明るい」「まるでバラのように華やか」など、いつもやさ
しく批評してくれました。お調子者の私がすっかり舞い上がったのは言うまでもなく
彼女の言葉があったからこそ、私は今本が書けるようになったのかも知れない、と感謝
しています。会ってからすぐに彼女は「あなたは少女というより、私が教えた幼稚園児
のよう。私の前を歩いていた女の子が、突然振り返ってニコッと笑いかける。あなたは
そんなイメージの人ね」と言われました。自分の幼児性をズバリ指摘されて、内心ギクリ
としたことも忘れません。
Iさんは練馬区に住んでいて、彼女の住むアパートの周りには、大きなキャベツ
畑になっていて、周りには農家が点在しています。そのため新鮮な野菜が手に
入るそうです。お料理好きで上手なIさんは、私が遊びに行く前日から鰹節や昆布
でだしをとり、手間と時間を十分かけたお料理を、御馳走してくれます。
食卓に並んだ真心のこもった手料理は、とてもよそでは味わえない絶品ばかり
ですが、野菜が大好きな私にとって、とても嬉しく何時も最高のおもてなしをして
下さったのだと感謝できました。
ずっと独身を通してきた彼女は、人柄のせいか、友人がとても多く、悩みや
グチ話など、いろいろな人が相談に訪れるようです。「さんざん話してから、明るい
顔をして帰る人を見ると、これも人助けになるかと思うのよね」と、やさしく笑って
います。私にとってIさんは、人生の先輩として、憧れでありまた目標でもあるので
そんな友人がいることを、とても幸せだと思っています。
◆その友人は大分以前に亡くなりました。「愛別離苦」という言葉もありますが
長く生きれば生きるほど、辛い別れを経験しなければなりません。
ホントは一番先に死にたかったのに・・・これが人生なのですね。
70歳から今まで救急搬送送12回、その他入院歴は数えきれない、医療的な治療は
無論だが、雑学な知識はいろいろあるので、西洋医学だけがベストではいと、素人なりに
考え工夫し介抱や介護をした。夫はいつも言ってくれた「美味しく食べられて幸せ」と。
振り返れば、介抱10年、介護10年で20年は過ごしたので、もしも夫が今すぐに亡く
なっても、自分でできるだけのことはしたので、そんな意味では後悔はしない。
でも、その淋しさは耐えられるだろうか?
※雨に濡れて美しかった道沿いの植物
長い人生でこれほど私を容認し、愛して持てる能力を認めてくれた人はいない。
ヤンチャで我がままで、まるで子供のような私、そんな私のために長年尽くしてくれた
アドバイザー達3人も認めてくれた、まるで保護者のような夫だった。
思い出すと結婚15年目の記念日、新宿のコマダンスホールへ踊り行って、飲んでい
るとき彼はこう言った。「絶対悪妻になると思った、でも、どうしても結婚したかった。
まさかこんな良い女房にあると思わなかったよ」と・・・
「ちょっと神様」「まるでお釈迦様の掌、あなたはそれから出られない孫悟空」と友人
達や先生達に言われた夫。でも、何時までも一緒にいたい!トイレは行けるけど、着替え
などすべてが一人で出来なくなったが、私はまったく嫌ではない。
友人達は言う「もう充分介護したから、いずれ別れは来るから覚悟してね」と慰めて
くれるけど・・・無論覚悟はしているけど、私は少々酩酊し夫を起こして、強引に指切
りした夜だったが、これは大分以前から時々言っている。
☆声の若さと、ハリをキープするために
「声」は「その人の印象の約40%」と言われますが、年齢と共に低くなったり
しわがれたりしますが、容姿は気にしても、意外と気にしないのが声なのです。
若々しい声はある程度の高さと、透明感がありますが、前かがみで出すよりも
背筋を伸ばし、お腹から出すように意識をすると、ハリのある若々し声が出ます。
うつむき加減で話すと、声が暗くなるので注意しましょう。
高齢になると、声に響きがない、かすれている、何度も聞き返さないとか
分からない、ぼそぼそと話す、細くて弱い声などになりがちです。
「私はいつも元気!」「今日はとても良いお天気!」など、一音ずつをはっきり
とk話す声を出す練習も大変役立ちます。お腹から声を出すことも意識すると
かなり若々しく聞こえます。下記は私のスタジオや、講演の時に行ったレッスンですが
滑舌(明瞭でよどみない話し方)が悪い人、声が小さく低い人などは、こんな言葉を
練習すると、発音もよくなり、元気で大きな声も出るようになるでしょう。
お風呂に入っているとき、一人でいるときなど、ぜひ繰り返してくださいね。
※ 頭を活性化し、滑舌を良くし、声を若くするトレーニング
これらは全て破裂音ですが、唇を強く合わせることで、頭も活性化します。
ラブ、ラブ、ラブ、ラブ、ラブコール!
バリ、ラブ、ルルレレ、バカンスを!
薔薇、バラ、バラ、バラ、ビューティフル!
ボロ、ボロ 、ボロ、ボロ 思い出が!
ブルッ、ブルッ、ブルッ、ブルッ ブルドーザー!
バレ、バレ、バレ、バレ、 ばれちゃった!
ベリ、ベリ、ベリ、ベリ、ベリーナイス!
ブラ、ブラ、ブラ、ブラ、散歩する!
ビリ、ビリ、ビリ、ビリ しびれちゃう!
バリ、バリ、バリ、バリ 裂いちゃった!
遊び感覚でどうぞ! また、声の低い人は電話の時は、やや上向き加減で話すと
声が高くなるので試して下さいね。
(創案能里イメージスタジオ小池能里子)