昨日ある人達に怒りをあらわにしたが、反省はせず、むしろ相手を責めている自分
がいるのは、およそ私らしくないと思った。このところ過敏すぎる自分に、実は辟易
している。もっとのんびりできたら、鈍感だったら、人生どんなに楽だろう、などと
また夜中に目覚め色々考えた。
「心理のプロとして、夫を絶対に怒らせない介護をしよう」と決心したが、夫は
私に対しては心が広く、寛容で穏やかな人だった。その感謝の気持ちが強いのも、いつも
やさしく穏やかに接したいと思う気持ちをより一層強めた。その結果は「介護度1」
で満10年。松沢病院の主治医の先生は「こんなケースは自分の知る限りなかった」と
おっしゃった。その達成感と同時に、「帯状疱疹」に続いて持病かもしれない「石灰
沈着疼痛症」その時点で「余命2週間」と言われ、緊急入院して10日間あまり。
退院してから2カ月、まだ足の痛みはあり、手にしびれは残り、家にいるとほとんど寝て
いるが、最近食欲もありとても元気になった。それなのに・・・・私は寂寥感ともどかしさと
怒りが時折交差するのは、もしかしたら「燃え尽き症候群的症状」かも知れない。
このままでは自分が危ないと感じ、そのための策はと夜中に色々考えている。