世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

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沼津港深海水族館 2018 FILE:8

2018-11-08 15:20:18 | テーマパーク
5年ぶりに訪れた沼津港深海水族館も、いよいよ最深部の冷凍シーラカンスへ。

生物進化の研究室から続く光のトンネルには、クラゲの水槽が作られてあった。
クラゲの水槽 ミズクラゲ
様々な色に輝く照明に照らされ色を変える、ミズクラゲ。そんな水槽を背に進むと...

冷凍シーラカンスが展示されている広間へと到着。ここが今回、最も変更が加えられており
以前、ハリモグラの部屋や、生き物実験室があった奥の方が、深海の世界に改装されていた。
シーラカンス・ミュージアム 冷凍シーラカンスの標本
冷凍シーラカンスの標本 冷凍シーラカンスの標本
中央に展示されている、2体の冷凍シーラカンス。以前よりも全体的に
白くなっているような気もするが、まあ標本なので基本的に変わりない。

変わっていたのは、シーラカンスの冷凍標本の前。壁一面に、透明骨格標本なる
物が展示されていた。透明骨格標本とは、特殊な薬品を使い、肉の部分は透明に、
硬い骨は赤色に、柔らかい骨は青色に染められた、色鮮やかな標本の事である。

展示されている透明骨格標本の中から、一部をご紹介。まずは真っ赤に染まった
ボロカサゴ。赤い部分が多い点から、硬い骨が多い魚だという事がわかるだろう。
・・・このボロカサゴ、もしや、5年前に生きた姿を見ていた個体じゃないよな?
ボロカサゴの透明骨格標本 アカエイの透明骨格標本
一方、柔らかい骨が多いアカエイは、真っ青に染まっていた。これじゃあ
アカエイじゃなくて、アオエイだな。真っ赤なボロカサゴとの対比が面白い。

鰻のように体の長いウナギギンポは、頭部は赤だが、体は全体的に青く染まっている。
ウナギギンポの透明骨格標本 ウィーディーシードラゴンの透明骨格標本
タツノオトシゴの仲間、ウィーディーシードラゴンは骨が少ないようで、体の殆どが透明になっていた。
ちなみに、タツノオトシゴも展示されているが、どんな色になっているのかは、自分の目で確かめよう。

オオグソクムシも全体的に青色に染まっていた。墨の代わりに発光液を吐くという
ギンオビイカなどは、こういう標本も面白いけれど、生きた姿を見てみたいものだ。
オオグソクムシの透明骨格標本 ギンオビイカの透明骨格標本 ダイオウグソクムシの透明骨格標本
最後に、ターンテーブルの上でグルグル回り続けている、ダイオウグソクムシの標本。
やはり、その大きさは、オオグソクムシとは比べ物にならないくらいの存在感がある。

他にもここには、骨格の違いを比べて展示された3種の熱帯魚の水槽などもあり
水族館と博物館、双方の観点から魚を観察することができる作りになっている。

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