世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

丈六寺 血天井 FILE:2

2010-03-19 20:55:00 | 史跡・観光・他
それでは三門の脇から中へと進んでみましょう。

中に入ってすぐ正面、三門から直線上の場所に有るのが本堂。

説明書きによると本堂は、1629年に蜂須賀蓬庵が娘の供養のため
住職の居室を再建寄進した物との事。昭和34年に解体修理されている。

そして、その本堂の右側に位置するのが徳雲院。こちらは、1642年に再建された物。
益田豊後の弟と、その子供3人がここで切腹させられたという曰く付きの場所のようだ。


肝心な血天井は、この徳雲院の外廊下の天井に有った。
丈六寺の血天井
長い説明文が有る。要約すると・・・長宗我部元親という人物が、敵対していた猛将
新開遠江守忠之(新開入道道善)を、和談と称した計略によって打ち倒した際に
飛び散った血液が縁板へと染み込み、その縁板を用いたのがこの血天井。との事だ。

よく見てみると、天井の所々に手形等が付いているのが解るだろう。
丈六寺の血天井 丈六寺の血天井
物が物なだけに、ここは地元では心霊スポットとしても騒がれているようで
そのせいか『夜間は許可無く寺内に入ることを禁止します』との警告も出ていた。

今回は悪天候のため、以上をもって早々に切り上げる事にしました。じっくり見て
回る事は出来なかったけれど、丈六寺は中々面白味の有るお寺だったと思います。

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