世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

熱川バナナワニ園 分園 FILE:4 第1号・2号温室

2023-07-03 20:15:00 | テーマパーク
分園の入口より、スロープを進んだ先に現れる、1号温室
ここはソテツアンスリウム洋ランなどを栽培している。

ワニ放流池から、レッサーパンダ舎へと沿う形で東西にのびた1号温室。
東側の入口から入ると、まず通路の南側に並んで続くソテツの仲間たち。

一方、ガラス窓で区切られた北側には、ティランジアと呼ばれる
土を使わずに育つエアプランツが、300種類ほど育てられている。

1号温室中央の出入口から先には、ハートの形の花が咲いたアンスリウム
これは正確には花ではなく、葉の一部が変化してできた仏炎苞という物で
その中から伸びた肉穂花序という部分こそが、この植物の本当の花なのだ。

そんな仏炎苞の上に乗るバッタ、ツユムシ。ここの花壇には、1987年に
日本で初めて開花したというアンスリウム・アークスも植えられていた。

1号温室を西側の出口付近まで進むと、女神のスリッパと呼ばれる
ペフィオペディルムや、コチョウランなどが展示された蘭のエリア。

さらに、ジャングルを故郷とする変わったサボテンも各種展示。

とりあえず、これでざっと見て回った1号温室は終了となり
出口の先から階段を上って、続く2号温室へと進んでいこう。

2号温室は、熱川バナナワニ園のテーマにもなっているバナナの温室で
これ以降は今までいたエリアよりも1段高い、分園西側のエリアになる。

2号温室には様々な種類のバナナが植えられているが、中でも
数が多いのは、台湾バナナとして流通している仙人蕉だろうか。

そんな仙人蕉の仲間となる島バナナは、世界遺産に登録されている。
他にもアップルバナナに、ブラジルバナナセンナリバナナプラタ
小型ビルマバナナウェーレンスー三尺バナナといった品種を確認。

また温室内には、バナナの成長を8段階に解説したボードも設置され
地面から芽を出した小株が成長して実を収穫できるようになるまでは
およそ1年半掛かるとの事。収穫を終えた親株は枯れてしまうけれど
近くから再び新しい小株が誕生し、世代交代を繰り返していくそうだ。

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