世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

ウミウシって巻貝の仲間なんだって!?展 FILE:3

2018-10-03 15:40:40 | 自然・動物の画像
右側のエリア、残す3つの水槽を見ていく。

ミカドウミウシと、ユウゼンウミウシが飼育されている水槽。
パッと見た感じでは、ミカドウミウシしか確認できなかったが・・・
ミカドウミウシの水槽 ユウゼンウミウシ
側面の壁に、ユウゼンウミウシを発見。黄緑色の体に無数に入った
線状の模様が目を引くが、押し潰されたかのような見た目も面白い。

そんな水槽の中に咲く、一輪の花。一見、バラの花のようにも見えるが、これは
ミカドウミウシの卵で、透明な膜の上に、ピンク色の卵の粒が無数に付いている。
ミカドウミウシの卵 ミカドウミウシ
別名スパニッシュダンサーと呼ばれるミカドウミウシは、外套膜を
フラメンコ衣装のように波打たせて泳ぐ、数少ない泳げるウミウシ。
しかし、この水槽に居るやつは、ただの肉の塊にしか見えないな。

次の水槽には、シライトウミウシと、チリメンウミウシが同居中。
が、確認できたのは、模様が綺麗なシライトウミウシだけだった。
シライトウミウシ ユビノウハナガサウミウシ
右側の列、最後の水槽は、真っ白な、ユビノウハナガサウミウシ
無数に枝分かれした背中の突起は、まるで水中のカリフラワー?

これで、入口から続く右側の壁に展示されていた水槽は終了。
左側の壁へ行く前に、それらの間にあった丸い枠を覗くと・・・
ハダカカメガイ ハダカカメガイ
クリオネ達が泳いでいた。ハダカカメガイと呼ばれる、ポピュラーな種だ。
クリオネもまた巻貝の仲間で、ウミウシの親戚にあたる存在なのだそうだ。

それから、もう1つ。クリオネの水槽の正面にあたる、入口と出口の間にも
部屋の外に展示されていた、タツナミガイが飼育されている水槽があった。
タツナミガイの水槽 口を開けたタツナミガイ 口を開けたタツナミガイ
小さなウミウシや、アメフラシが続いたので、こいつのデカさは
やはりインパクト大。口を開けた姿は、さながら怪獣そのものだ。

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